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- Part 6 -
平成15年12月20日(土) 石裂山 (おざくさん879m)(鹿沼市)
曇り時々晴れのち雪 加蘇山神社駐車場−清滝−竜が滝休憩所−千本桂−中の宮−奥の宮−東剣ノ峰−西剣ノ峰−石裂山−月山−竜が滝休憩所−加蘇山神社駐車場

加蘇山神社
すでに先行者がいるかと思ったが加蘇山神社駐車場には1台の車もない。

8時40分加蘇山神社を出発する。今日は4人のメンバーで、晴れない・見えない(??)ジンクスをもつメンバーがいるが、どういうわけか今日の天気は青空もときおり見えてまずまず。

鬱蒼とした杉林のなか沢音を聞きながらなだらかに登っていくと、程なく石橋を渡り「清滝」に着く。小さな滝である。

この先、数年前にきたときは両側を杉に囲まれひんやりとした霊場の中を行くという感がしたが、左側斜面がかなりの面積で伐採されたところで、現在は明るい登山道となっている。山岳信仰の山としてはちょっと残念には思うが...。

やがて、あずまやのある「竜が滝休憩所」で一休みとなる。
この先、すぐに分岐があるが、周回コースとなっており、どちらを選んでもよいが、コース標識からすると直進し右回りコースが一般的らしい。

千本カツラ

中の宮
最初の緊張が解け、ためいきをついた時、沢ひとつ越えた尾根に、なんとニホンカモシカが身動きひとつせずこちらを見ているのに気づく。

もう冬毛に変わり真っ白い。こちらの歓声もよそにまだ距離もあるためか逃げようともしない。 じっとこちらも見ているカモシカはもの悲しそうな表情で、腹を空かせているのか、病気じゃないのか何か気になる。

しばらくお見合いのような時間を過ごしたが、カモシカの様子を気に止めながらも足を進める。

すぐに大きな岩(石裂岩)の上段の洞窟に祀られた「奥の宮」を見上げる。奥の宮にお参りするには、岩に取り付けられた10mほどのハシゴを登ることになる。
以前はクサリと手すりでさらに岩が濡れていたので難儀したが今回は難なく登ることができた。

奥の宮

ニホンカモシカ
後ろ髪をひかれる思いで両側が切れ落ちた尾根道を急登する。

根っ子を手がかりに登りつめると「ヒゲスリ岩」の岩場を過ぎる。
右下はスッパリ切れ落ちているが、アルミの足場と手すりがついているので、それほど恐怖感はない。

尾根近くに到着と思いきや、もうひとつ急登が待っている。岩場ではなく雑木林で枯れ葉がたまっており滑らないよう注意しながら登る。この辺は春にカタクリの群落が見られるところである。

もう少しで稜線

東剣ノ峰
さらに登り返すと「西剣ノ峰」に到着する。ここは少し先に見晴台があり、晴れていると東西に眺望がきくが、足尾・日光方面は雪で全く遠望がきかない。東方面はまだ見えているが、なんか雲行きがあやしくなってきた。

さらに、もうひとつのハシゴを急下降する。ハシゴは長いし、曲がりのため2箇所ほどハシゴの連結が途切れているので、足の運びにより慎重になる。

鞍部に出ると御沢峠だ。やはり左側の谷から強風が吹きあげる。

早々に石裂山への急登に取り付く。尾根に出ると分岐があり石裂山は左に折れてすぐのところにある。

頂上は広葉樹林の中にあるため眺望はあまりきかない。ここから分岐まで戻り、目の前の月山(つきやま)に向かう。月山までは今までのことを考えれば難なく行ける。

西剣ノ峰から御沢峠の鞍部に到着

苦難を乗り越え石裂山頂に立つ
月山からの下りも気が抜けない。

杉林の下降を過ぎた辺りから雪もだいぶ積もり始め、登山道も見失いがちになる。途中クサリ場があったり、岩がゴロゴロしていたり、雪のためより慎重を極めた。

さらに登山道が雪で消されてわかりにくくなる。不安になり、周りの山容や先の登山道を見極めるところが2〜3ヶ所ほどあったが以前にここを下りた経験で救われた。(ホッ)

なだらかに下って杉林に入ってくると道ははっきりとして、もう不安はなくなった。依然として雪は降り続く。

竜が滝の休憩舎では、もう一人の登山者が我々に追いついてきた。3時間弱で一回りしてきたそうである。
我々の5時間コースとは段違いの速さであるが、そんなに急いで...とも思うが、それは個人の考え方によるので何とも言えないが。

行きと帰りは別世界

雪の清滝は美しかった
■ニホンカモシカ
 ・特別天然記念物に指定され、希少種である。
 ・角はオス・メスを問わずあり、生え変わらない。
 ・同じシカと名前がつくが、ニホンカモシカはウシの仲間、ニホンシカはシカの仲間で大きな違いがある。
 ・なわばりをもち、群れはつくらず普通は単独行動や家族ぐらいの少数で行動をする。

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