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- Part 1 -
平成11年6月5日(土) 尾瀬ヶ原−初夏
晴れ 戸倉−鳩待峠−山の鼻−ヨッピ橋−竜宮−山の鼻−鳩待峠
本年最初の山行である。今日は、職場の仲間7人で尾瀬のハイキングだが、全員が初心者で案内役を務めることになる。目指すはミズバショウだが、今年は天候が順調だったのでちょっと遅いかなと心配。
 朝、3時半に出発。途中、日光戦場ヶ原の朝もやに感激し、記念撮影。朝5時ということもあり寒いがすがすがしい気分になる。そのうち早朝の日光を撮ってみようと思う。
車は順調に戸倉のスキー場に到着(7時頃)、タクシーに乗り換え、鳩待峠へ。準備体操をし、出発。今日は初心者の山行なので、アップダウンはないが、最初の山行でもあり、さらに距離が結構あるのでちょっと心配。
途中、山の鼻手前で山桜が咲いていたのにはびっくり。山の鼻まで難なく予定通り到着。
 山の鼻付近の水芭蕉は心配をよそに可憐な花を見せてくれた。天気も最高に良く青空に至仏山がくっきりと浮かんでおり、残雪も見られた。この残雪の雪形を見てメンバーのKSさんは”にわとり山”と名付けた。
 上田代付近の山際で熊を発見、びっくりした。(翌日、夫妻がヨッピ橋付近で熊に襲われたとの報道。尾瀬ではめずらしい。ヒヤヒヤ)
尾瀬ヶ原は、植物の生長は遅く、まだ枯れた茶色い原っぱで、その中にヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、ミツガシワなどが可憐に咲いている。三つ又を過ぎたあたりで、Oさんが、「もう疲れた、帰りたい」と言い出した。最初は冗談かと思ったが本音らしい。ここまで2時間以上歩いているので、いまだこんなに歩くのはないことなのかも知れない。何とかなだめながらひたすら歩く。ヨッピ橋で休憩後、竜宮に向かう。竜宮小屋前で昼食となった。Sさんのザックが切れてちょうど持参していたテープで応急修理する。
この辺はリュウキンカの黄色が目立つ。ここで地下を通って一方に流れるカルストを案内。そこには魚が泳いでいた。魚はこのトンネルを行き来するのだろうか。さらに尾瀬の絶好の写真撮影のポイント、下の大堀で至仏山をバックに撮影。天気も良くうまく撮れた。(尾瀬の絵はがきといえばここが一つ入る場所)
今日は、いつもと違ってにぎやかな山行であった。こういうのもたまにはいい。帰りの山の鼻から鳩待峠にかけての歩道で、シラネアオイを見つけることができ感激。

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