トップページへ

大真名子山(2375m)
小真名子山(2323m)

おおまなごさん・こまなごさん

■山行日:平成18年9月23日(土) 晴れ

■行 程:志津峠-八海山神像-三笠神像-千鳥返し-大真名子山頂-鷹の巣-小真名子山頂-富士見峠-志津峠

■山域データ:栃木県日光市  栃木百名山

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

大真名子山・小真名子山
奥日光、男体山と女峰山の間に挟まれた大真名子山(2375m)から小真名子山(2323m)へと縦走する。

この山をはじめてとして、代表的な男体山、太郎山、女峰山などが日光二荒山神社の境内地として実に3400haが御神域とされている。

毎日のように望む日光連山のなかで気になる存在であった。
大真名子山・小真名子山
奥日光はもう秋の装いで登山口の志津乗越は7℃と肌寒い。
駐車場所は満杯気味。
これから登る大真名子山を見上げるとひときわ高く見える。
大真名子山・小真名子山
8時10分、コメツガやシラビソなどの針葉樹林帯の森に入ると、すぐに左手に「守久霊神」という石碑がある。
程なく原生林のなかに「八海山神像」や「和真霊神」など、霊気に包まれたところに出る。
大真名子山・小真名子山
この先少しの間、倒木などで登山道が分かりづらいが、マークと道の少しえぐれているところをはずさないように進めば問題ない。
大真名子山・小真名子山
山全体がコメツガやシラビソなどの針葉樹林帯で途中の展望は利かないが、中腹あたりまで高さを稼いでくると男体山方向が時折望めるようになる。
大真名子山・小真名子山
根っこが張り出した道、岩だらけの道などの変化に富み、急登にあえぎながら登るとダケカンバも加わって木々の高さも幾分低くなり、頂上も近いことを感じさせる。

左手絶壁に青銅の「三笠神像」が日光市街方面を見て建っている。
大真名子山・小真名子山
もうここからは絶景が広がって、秋の空のもと山並みが存分に楽しめる。戦場ヶ原の先に小さく西ノ湖も見えている。
大真名子山・小真名子山
「千鳥返し」の岩場はハシゴとクサリが並んでいて、どちらか好みで選べるが、ハシゴの方が難なく通過できる。
頂上はすぐ先にある。

頂上には御嶽神社と「日野ノ権現」の青銅像や石像などが祀られている。
大真名子山・小真名子山
遮るもの無しの絶景であった。

山名を書くまでもないほど、ここから見える山は全部見えたという感じの眺望である。

これだけ見えれば大満足。
大真名子山・小真名子山
雲は流れながら刻々とその姿、形を変え、見ていてもあきない。
大真名子山・小真名子山
東の空は雲海ができ、どんどんこちらに向かって増えてきているのがわかる。
大真名子山・小真名子山
そんな眺めを楽しみながら50分も経ってしまった。
大真名子山・小真名子山
時間はまだ11時30分、こんな絶景を目の前にしてここで引き返すのはもったいない。予定を変更して小真名子山への縦走に変更する。

しかし、到着時間を計算すると5時過ぎと気になるが、後半は長い林道歩きだけなのでそれほど心配ない。
大真名子山・小真名子山
少し下降し、その後しばらくはゆるやかに下る感じで進む。
シャクナゲが至るところに群生し、シーズンにはピンクの花が山を彩ること間違いなし。
大真名子山・小真名子山
やがてせっかく稼いだ高度を「鷹の巣」という鞍部まで歩きづらい道を260mあまり急降下する。

鞍部から小真名山まで約200m登り返すが、かなりの急斜面で下りも上りも楽ではない。
大真名子山・小真名子山
鞍部辺りからガスが立ち込め鬱蒼とした原生林に霊気を感じる。振り返ると今歩いてきた大真名子山の山容が確認できる。
大真名子山・小真名子山
小真名子山頂上は展望は利かないが、少し離れたところには三角点と電波反射板が設置され、女峰山方面の展望が良さそうであるが残念ながらガスに包まれ遠望は利かなかった。
大真名子山・小真名子山
この先は急斜面の連続。森を抜けると北アルプスを思わせるようなガレ場がしばらく続く。急斜面の滑りやすいガレ地で特に慎重になる。
大真名子山・小真名子山
一気に高度を下げると、標高2036mの富士見峠に到着する。ここは女峰山への分岐でもあり、野州原林道と道を合わせ十字路になっている。

ここから約2時間あまりの長い林道歩きとなる。富士見峠付近の林道は大雨で石ころの河原状態になっている。
以前はきれいな林道であったが周りの木々が覆いかぶさりこのままでは道がふさがってしまいそう。
大真名子山・小真名子山
今日のコースでは登山者と出会ったのは4人だけで、ほとんどが男体山や女峰山へ向かったようだ。

天気にも恵まれ、絶景と秋を感じる気持ちよい山行となった。
4時45分到着。


総山行時間:8時間35分   歩行総延長:11.8km