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尾瀬沼 (1665m)

おぜぬま

■山行日:平成18年5月4日(木)~5日(金) 晴れ

■行 程:大清水 --- 一ノ瀬 --- 岩清水 --- 三平見晴し --- 三平峠 --- 三平下 --- 尾瀬沼(長蔵小屋泊)  (ピストン)

■山域データ:福島県檜枝岐村/群馬県片品村

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

結氷の尾瀬沼
春まだ遠し、雪、雪、雪の尾瀬沼に行って来ました。

今回は長蔵小屋泊まりで大清水←→尾瀬沼とのんびり山行。
9時30分に大清水に着いたら多くの観光客でいっぱい。一般観光客のお目当ては大清水湿原のミズバショウ、ほかに一ノ瀬あたりまでのハイキングに二分されるようだ。
結氷の尾瀬沼
そんな喧騒のなか10時前に出発する。家族連れやアベックなどと混じり、林道(沼田街道)をなだらかに登りながらを歩く。
林道は除雪され道路にはほとんど雪はないが雪解け真っ最中で、道路が川状態となっている。

一ノ瀬近くまで来ると次第に両側の雪の壁は高くなってくる。いよいよ雪の世界に入ったなと感じる。

一ノ瀬休憩所は雪に覆われまだオープンしていない。この辺りで積雪は120Cmぐらい。三平橋の上でかんじきを履く。
落下注意。(帰りにここで転ぶ)
ここからいよいよ山中に入り込む。しばらく沢沿いに進むが、沢の水量も増し豪快な音をたてている。
結氷の尾瀬沼
次第に道も急登になってくる。踏み跡を頼りに進むが、雪が軟弱で歩きにくいがかんじきが利いている。
4月に降った雪が凍らなかったために固まらずに歩きづらい雪となったそうだ。

しかし、このかんじき、注意が必要だ。2日間で4回転んだ。自分の足をうっかり踏んでしまう。道幅が狭くなっているところや、よそ見しながら歩くなど体勢が変わった時などが要注意。

ひざから倒れるのはいいほうで、勢いがあるときは一気に顔面から倒れこむ。まだ雪の上なので痛くはないが・・・。
結氷の尾瀬沼
岩清水で大休止。ちょろちょろと冷たい水が湧き出ている。

この雪の中、温度も高く汗がだくだくである。それにしても天気は最高。
抜けるような青空と白い雪が眩しい。
結氷の尾瀬沼
ここからが本格的に登りが急になる。「十二曲がり」と呼ばれるところで、つづら折に登って行く。

体勢を崩すと雪の斜面を転がり落ちるような急斜面である。
結氷の尾瀬沼
登り終えると絶景が待っている。三平見晴と呼ばれる場所で、今登ってきた谷を見下ろすとだいぶ登ったなと実感する。
至仏山やアヤメ平の上部が顔を出している。
結氷の尾瀬沼
オオシラビソなどの針葉樹林帯に入り、なだらかに登りながら三平峠を目指す。
木陰は冷気もあり気持ちよい。
結氷の尾瀬沼
峠を過ぎると下りになり、三平下への最後の急坂を下りる。雪道なので一気に真っ直ぐに下りる。

三平下の小屋はまだ除雪がはかどっておらず、まだ雪に閉ざされている。
結氷の尾瀬沼
沼一面の雪に眩しさで目が追いつかない。真っ白な燧ケ岳は雲ひとつない青空に映えている。
結氷の尾瀬沼
三平下の一部はいち早く雪解けが始まるのだが、まだ一部分で今冬の雪が多かったことをうかがわせる。

沼の氷はまだしっかりしており十分に歩ける。

沼の上をまっすぐに長蔵小屋に向かう。
結氷の尾瀬沼
長蔵小屋で受付を済ませしばし休憩をとる。尾瀬沼の小屋はここだけということもあり約100人だそうだ。

暑さを受けたせいか頭が痛く、夕食時は気分が悪くなって食べられず。特別メニューを用意してもらった。

夕暮れ時弱いながらも夕焼けが出てきたので、沼に出てしばし撮影をする。

小屋に戻り、以前知り合った小屋の従業員のKさんとお話をする。少しの時間近況をうかがった。。
結氷の尾瀬沼
翌朝は4時起きで撮影に出る。
まだ薄暗いなか、沼の適当な場所を求め歩き出す。

とりあえず「檜の突き出し」地点まで移動し、大江湿原の三本カラマツを望める位置にしばし陣をとる。

まだ誰も撮影に出てこないようだ。
結氷の尾瀬沼
もやが立ち込め幻想的な光景になってきた。
結氷の尾瀬沼
気温は氷点下になったらしく、長蔵小屋前の船着き場付近の水面は新たに薄氷が張って、木々は霧氷をまとっていた。
しかし、厳しい寒さではなくむしろ冷気がさわやかに感じる。
結氷の尾瀬沼
大江湿原に場所を移し、ヤナギランの丘まで行ってみた。
大江川沿いに雪解けは進んではいるが、川の両端の積雪だけでも1m以上は有にある。
結氷の尾瀬沼
身支度を整え部屋でお世話になった方にご挨拶し7時30分帰途に着く。

今日も快晴で三平下から名残惜しくも、この次はあそこだと燧ケ岳を拝む。

部屋で一緒だったご夫妻とは大清水まで先になったり後になったりで楽しい山行であった。