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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


安戸山

やすとやま (1152m)
栃木百名山
2006(H18)年4月22日(土) 晴れ
栃木県那須塩原市塩原

■行 程:蟇沼登山口 - 水場 - 御神木 - 林道出合(登山口)- 山頂 - 蟇沼登山口

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

安戸山ちょっと”裏山”まで。
と高原山、塩原、那須連山を背に毎日見ている者にとっては今日の山行はその日に決める。

とまあ、それは大げさだがイワウチワが気になり、塩原の入口にあたる安戸山に登る。
安戸山那須塩原市関谷から北上すると雷の実験でも知られる電力中央研究所の鉄塔群を右に見て、さらに進めると蛇尾川手前の蟇沼集落が登山口になる。

民家前のコンクリート舗装の狭い道をスギ林に入ると、すぐに沢から引いている簡易水道貯水タンクと鎮守様があり、通水記念碑のところに2~3台の駐車スペースがある。

(駐車はこの他にちょっと遠くなるが蛇尾川方向に向かって民家裏手にある)
安戸山薄暗いスギ林を進むとすぐに沢音が大きくなってくる。

沢を渡るが橋はないので置き石を2~3歩飛ぶ。すぐに分岐になり、そこに石祠がある。
赤飯が添えられており信仰の深さがうかがえる。
安戸山見事なヒノキ・スギ林のまん中をつづら折に徐々に登って行く。
道はしっかりとしており歩きやすい。
安戸山しばらく行くと右手方向が雑木林や植林間もないため明るくなってくる。
安戸山右に鋭角に曲がったところにスギの御神木が2本あり、石祠が祭ってある。
この先一部ガケ崩れにより岩石が道をふさいでおり、回り道となっている。
安戸山まもなくススキが茂り明らかに廃道?となった林道と道は合わせる。

目の前には安戸山の大きな姿が現れる。
中腹を林道が真っ直ぐに横切っているのが確認できる。
安戸山この先林道をなだらかに登っていくと小さな広場に出る。

ここまではこの先続いている安戸山林道として車が入っているようであるが、たぶんゲートは閉鎖されているかも。

この広場に安戸山への道標がある。登山道は安戸山の北側を巻くように続いており、尾根に向かっている。
一部にはまだ残雪があるがやっと雪解けが終わった感じでカタクリが目立つようになる。
安戸山巻き道から山頂尾根に出ると左に鋭角に曲がる。
すぐに細いヤセ尾根をアップダウンし、後に最大の急登が待っている。

お目当てのイワウチワはまだ蕾のものもあるが、だいぶ咲いている。ここのイワウチワは葉も花も小柄のようだ。同時にカタクリも群落をなしている。

ところで、下野新聞社発行の栃木百名山ガイドブックでは、この尾根の鋭角に左折する場所が別な尾根となっているのではないかと思われるのだが・・・(独り言)。
安戸山急登を過ぎると笹の茂りが目立ってくるが、尾根筋をはずさないようにテープを目当てに進めば問題ないだろう。

ただ、雪解け直後の時期なので笹はまだ押しつぶされている状態なので、立ってくると厄介かも。
安戸山頂上からは木々の合間に那須連山、大佐飛山・日留賀岳などの男鹿山塊、高原山が望めいずれもまだ雪深い。

木々はまだ芽吹きの時期で、葉が茂ればおそらく遠望は利かないだろう。
安戸山帰りは同じ道を辿るが、寄り道をすべく登山道をはずれ尾根からやや左を歩く。

しかし、深い森の中、先ほどの尾根分岐をかなり通り越してしまい、尾根に出たときには踏み跡もない状態。

通り過ぎたと判断し尾根をはずさないように右に進路をとる。
やぶの中を進むと人の声がして、一安心。

もうひとつのコースでもある安戸山林道を下りるのも景色を変えた興味深いコースとなるかも。

歩行総延長:6.2km  総山行時間:4時間

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