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台倉高山 (2067m)

だいくらたかやま

■山行日:平成19年7月1日(日) 晴れ

■行 程:馬坂峠登山口-水場-鹿の休み場-三段田代-山頂下5番目の湿原ー台倉高山山頂ー馬坂峠 (ピストン)

■山域データ:福島県檜枝岐村/栃木県日光市 栃木百名山/会津百名山

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台倉高山
台倉高山は檜枝岐村温泉街から林道を帝釈山方面に車で約15km、40分で馬坂峠に着く。

栃木側の栗山・川俣湖からも続いているが、こちらの道は安定していないため、通行止めが多い。本日も通行止めとなっていた。

ここから帝釈山へも整備され、約50分ほどで物足りないほどの距離だが、田代山湿原とセットで組み合わせればより楽しめるだろう。
台倉高山
馬坂峠駐車場(標高1790m)は、50台程は楽に駐車できそうで、それでだめなら峠付近の林道脇の空き地にも駐車可能だ。

6月16日から本日まで「オサバ草祭り」が開かれており、記念のバッジがもらえた。2種類のバッジだそうで、残念ながらオサバグサのバッジは昨日で品切れとのこと。もうひとつのギンリョウソウの絵柄のバッジをいただく。
台倉高山
登山口に少し入ったとたん、辺りは一面のオサバグサの群落。薄暗いシラビソの林に陽が差し込み、オサバグサの白い小さな花がきらきら点として光っている。
登山道を外れると足の踏み場もないほどの群落だ。
台倉高山
オサバグサの最盛期は過ぎたようだがまだまだ楽しめる。
台倉高山
約20分ほど歩くと、水場に出る。沢水だが、この水に手をつけられる時間はほんの数秒だった。非常に冷たい。
この先、いくつか小さな沢を渡るが、水を飲めるほどの量の沢ではない。
台倉高山
オオシラビソの林にシダの緑が映える。
台倉高山
急登が終わり2000m尾根に出る。コース全体中、水場から頂上手前鞍部まで、どろんこ道でかなり足元が悪いところが多い。

コース始めの急登では木の階段が整備されて間もない。踏み跡、マーキングなどから道迷いの危険はないと思われる。
また、登山口から山頂までの標高差はわずか280mだが、尾根に出てからもアップダウンがあり、その差こそ少ないが、意外と長く感じる。これが会津の山の特徴かもしれない。
台倉高山
急登が終わり、標高も2000mをやや超えると、比較的平らな尾根に出て、まもなく第1の湿原に出る。
小さな湿原でたちまち通りすぎるが、イワカガミ、タテヤマリンドウなどが咲いていた。
台倉高山
すぐに湿原が三段状になっている「三段田代」と称する第2の湿原に出る。
台倉高山
最後の第5番目の湿原の先から台倉高山の尖った山頂が望める。この先、笹の斜面をトラバースすると山頂への鞍部に出る。

これまでは尾根をややはずした福島側を歩いてきて、栃木側はほとんど通らない。
この山が栃木百名山に選定されてはいるが、栃木県側がこのコースを管理している様子はうかがえないし、この山に登るには唯一檜枝岐村からしかないことを考えると、何か間借りしているみたいで申し訳ない気持ち。
台倉高山
ここまでスローペースでも2時間30分。山頂は10数人でいっぱいの広さだが、景色はすこぶるよい。

至仏山、燧ケ岳、会津駒ケ岳方面が青空のもとよく望める。残念ながら日光、高原山、那須方面は低く垂れ込めた雲が動きそうになく、全体を眺めることはできなかった。
台倉高山
至仏山、燧ケ岳の雄姿
台倉高山
いま登ってきた方向を振り返ると、中央に尖った山、帝釈山が望める。
台倉高山
湿原に咲いていた、ハクサンチドリ。
台倉高山
湿原にはタテヤマリンドウが花盛り。