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那須岳(1915m)

なすだけ

■山行日:平成19年1月14日(日) 晴れ

■行 程:大丸温泉-那須ロープウエイ山麓駅-峠の茶屋(登山指導所)-峰の茶屋跡非難小屋-大丸温泉

■山域データ:栃木県那須町  日本百名山/栃木百名山

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

那須岳
 冬季は大丸温泉が駐車場となる。着くと雪がボッサボッサ降っている。おまけに強風。

しばらく車で待機するが、思い切って出発する。ここからはカンジキ装着が必須となる。
冬季閉鎖の有料道路を歩くが、林の中をショートカットしながら歩く。
やがて冬季閉鎖中のロープウエイ駅前を通過する。
那須岳
約1時間かけて峠の茶屋(最終の県営駐車場)に着く。
雪は止んだようだ。
那須岳
程なく右手に登山指導所があり、すぐに鳥居と橋に差し掛かりしばらく明るい林間歩きとなる。
この辺から雪は多い。
那須岳
林を抜けてくると右手に朝日岳に連なる山稜が大きく迫ってくる。時折強風に雪煙が舞い上がる。
那須岳
朝日岳を望む。陽射しが斜面を舐めながら通り過ぎる。
那須岳
3人のパーティは右手谷に一旦下り、朝日岳方面に向かったようだ。
那須岳
朝日岳南面の岩稜急斜面
那須岳
徐々に強い吹雪となり歩行が困難になる。

何回も飛ばされそうになった。時折ドンと突かれたような強風にバランスを崩す。
足幅を広くとり、石に足をかけてふんばる。風が弱まるのを待っては進むの繰り返しとなった。
雪と小さい砂が顔に当たり痛いほど。
周りは岩だらけで1回でも転がると重大事故につながると思われる。過去に吹き飛ばされる事故を聞いたことが脳裏に走る。
那須岳
朝日岳に一瞬陽射しが輝きをみせる。しかし、青空は出ない。

手の先が凍えて痛みが走り、見ると凍傷寸前の状態だ。写真を撮るため薄いフリースの手袋だけはめていたが、どうも持って行ったカイロが消えてしまったようだ。
星の撮影用に買った昔のタイプの桐灰カイロだが、燃えているときは非常に暖かいが、なぜか途中で消えてしまうときがある。

避難小屋のすぐ手前には幅20mほどの大きな雪渓があり、そこを滑落しないように慎重にトラバースする。
那須岳
やっとの思いで「峰の茶屋跡避難小屋」に着く。冬季入口から小屋に入り、しばし休憩。

小屋内にある温度計を見るとちょうどマイナス10度であった。水を飲もうとペットボトルを少し振った瞬間ボトル内は氷に変わっていた。

ここまで写真を撮りながら3時間かかった。
小屋には次々と登山者が入ってくる。なかには頂上まで行って来た方もいた。
那須岳
小倉山までは一旦下って、大きく上り返すような感じで、一段高くなる。

心配の空は薄曇りのところもあるが、青空も多い。
那須岳
時折吹雪が切れて茶臼岳が全容を現す。
那須岳
朝日岳の峰に陽射しが。

とても茶臼岳までは無理と判断し、避難小屋から引き返すことにする。
那須岳
茶臼岳の北側斜面は積雪がないほどの強風が。
那須岳
強風に雪煙が舞い上がる。
那須岳
淡く弱い光線が凍てついた雪面に輝く。
那須岳
今朝歩いた足跡は、帰りにはご覧のとおり。