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加波山 (709m)

かばさん

■山行日:平成20年4月6日(日) 晴れ

■行 程:登山口(村社 加波山三枝祇(さえなずみ)神社本宮拝殿)--一合目(加波山普明神社)--二合目--寝不動尊--採石場--六合目--七合目(山椒魚谷)--車道(九合目)--加波山神社山頂拝殿・社務所--親宮本殿--たばこ神社--加波山神社本殿(山頂)--三枝祇神社本宮本殿--(本宮路コース)--三合目(桜観音)--二合目--一合目(登山口)

■山域データ:茨城県桜川市(旧真壁町)、石岡市(旧八街町-山頂部)

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

加波山
加波山は自宅近く(栃木県矢板市)から天気のいい日にはよく望める。すぐ右手には筑波山も。

しかし、この2つの山、どう見ても同じような山容で見誤る。筑波山は完全に双耳峰だが、加波山は違う。
方向によって近くの山が重なり双耳峰に見えるようだ。

折から桜満開の時期。遠くから山を見ると意外と山桜も多いことに気がつく
加波山
加波山への道路案内に従いさほど広くはない通りに入る。右手に神社があるのでそこに駐車する。
ここは「村社 加波山三枝祇(さえなずみ)神社本宮拝殿」のようだ。

この地は初めてなので不安ながらも境内に入り、神社受付の方に道を尋ねる。駐車のOKもいただく。

拝殿の裏側から抜けて先ほどの道路に出る。
加波山
すぐに左手に「加波山普明神社」がある。そこに「一合目」の標石があった。

この向かい側には駐車場がある。ひとつ手前の神社に駐車したことがここでわかった。
加波山
すぐ隣にはまたまた神社がある。まぶしいばかりの煌びやかさで、この地にある神社には異色な存在。

民家と畑が点在する舗装の車道をゆるやかに登っていく。正面にこれから向かう加波山、やや右手に風力発電のプロペラが二基、さらに右手には筑波山が近くに望めるなど、やや春霞ではあるが筑波連山を一望できる。
加波山
しばらく歩くと二合目に到着。ここは分岐となっているが、加波山の案内標識に何の疑問もなく左手の鳥居をくぐる。

(ここを右手にコースをとると地図にある三合目方向に行くのが後でわかった)
加波山
すぐに「寝不動尊」といわれる加波山不動に着く。

社の裏手には沢があり、一枚の鉄板の橋を渡る。(この橋、揺れて不安定なので注意)

橋を過ぎて山頂への登山道らしい山道となる。所々に山ツツジが咲いている。まさに当方の山地からは1か月ほどの違いか。
加波山
やがて見晴らしの良い低木帯に入ってくる。筑波山などが望め景色が良い。

枯れた立ち木が乱立しており、よく見ると燃えたための枯れ木だとわかる。あとで調べたところ2002年3月にこの辺一帯が山火事にみまわれたそうだ。

道理で見晴らしがよくなっている。
加波山
道はやや下りになってくる。一部には電気製品などゴミ捨て場と化したところがあり見苦しい。

車が通れる砂利道に出る。もっぱら砕石用の道路のようだ。

道端には早春の花、キブシがまるで藤の花のように垂れ下がり咲いている。
加波山
この辺は優良な御影石の産地でもある。今日は日曜日なので休みらしく採石はしていない。

御影石がゴロゴロとある。まさに”金のなる石”である。
加波山
再び、山道に入る。岩混じりの道だ。号目の標石はいきなり六合目になった。

地形が理解できず地図を見てもピンと来なかったが、これまで三合目、四合目、五合目とあるはずなのにと思って登ってきたが、見落としたのかと思っていた。
さすがに御影石の産地だ。標石など惜しげもなくふんだんに使っている。

やがて、七合目、ここは沢水が流れのどを潤すことができる。「山椒魚谷」といわれる。
加波山
九合目手前で車道に出る。この道路は営林署用の道。休憩用に椅子とテーブルが設けられている。
加波山
ここから10分ほどで山頂稜線に出てすぐに立派な造りの「郷社 加波山神社拝殿・社務所」と「村社 加波山三枝祇神社親宮拝殿」が並んでいる。

ここから山頂部を七つもの神社参りのはじまりとなる。
加波山
ほとんど岩盤のうえをやや急登すると、「親宮本殿」、続いて愛煙家には参拝必須?の「たばこ神社」。

付近は葉タバコの産地で、豊作祈願のため大きなキセルを山頂まで運び奉納すると言う。
加波山
次に、「加波山神社本殿」となる。

それにしても山頂部にこれほどまでの神社があるとはびっくりだ。それも立派な造りばかり。この山全体で700余りの霊場があり祭られているそうだ。
加波山
続いて、加波山山頂でもある「三枝祇神社本宮本殿」となる。

筑波山と同じような奇岩、大岩を過ぎて最後は「三枝祇神社本宮拝殿」となる。ここには宿泊施設があり祭り時期の宿坊になると言う。
加波山
帰途は「本宮コース」に入る。今度は標石には「四十九丁目」など丁目の表示が現れる。程なく営林署道と出合う。

再び林間に入る。「八合目」、「五合目」の標石が見られた。
加波山
五合目から程なくすると採石場のうえに出て、砕石場用の道路に出る。この道を下って行くと鳥居がある。よく見るとここが「三丁目」であることがわかった。参道があるが砕石道路が幅を利かせて端に追いやられている感じ。

この一角には小さな「桜観音」が祭られている。ここには駐車場があり何台か止まっていた。左手に廃墟となった感じの「桜坊」と呼ばれる施設がある。

舗装道を下って行くと、登る時に分岐があった「二合目」に着く。ここに来てはじめてこのコースの全容がつかめた感じ。
加波山
さすがに御影石の本場。
畑への入口にも写真のような感じである。

この山全体が霊場であることがコースを歩いてわかったが、「加波山神社」の名前もそうだが「郷社とか村社」、「本宮、親宮、本殿、拝殿」など神社のことに疎い私には頭が混乱してしまう。