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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


苗場山

なえばさん(2日目)


(2145m)日本百名山/花の百名山
2009(H21)年9月20日(日)~21日(月) 晴れ
新潟県湯沢町/長野県栄村

■行 程:■祓川(はらいがわ)コース(ピストン)

町営駐車場登山口(かぐらスキー場)-- 和田小屋(5合目)-- 下の芝 -- 中の芝 -- 上の芝 -- 顕彰碑 -- 祓川コース・小松原コース分岐 -- 股スリ岩 -- 神楽ヶ峰(8合目)-- 富士見坂 -- 雷清水 -- 鞍部(お花畑)-- 雲尾坂 -- 苗場山頂 -- 苗場山頂ヒュッテ(泊)

苗場山ルートマップ

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

苗場山2ページ(2日目)
苗場山1ページ(1日目)へ
苗場山時折、ガスが勢いよく流れ、湿原全体を包み込み、幻想的な光景を創り出す。それもあっという間にぬぐいさられ、光が射してくる。
苗場山陽もだいぶ下がり始め、長い長い影が伸びている。
苗場山高層湿原が広がり、大小の池塘には陽が当たり青く輝いている。さらに、紅葉したドウダンツツジだろうか赤が散りばめられすばらしい。
苗場山ガスも山頂部ではすっかりなくなり、遠く北アルプスの山並みが夕焼け空にはっきりと望めるようになった。
苗場山本日の山小屋、「苗場山自然交流センター(苗場山頂ヒュッテ)」。

今日はカレーライスのおかわり自由。(うまいのでおかわり!)
食後もカメラタイムで暮れゆく湿原を撮りまくる。

陽もだいぶ落ちてきて、本日の天空の楽園ショーは終演となる。
苗場山夜は、天体ショー。全く雲なし。しかし、寒いのは半端じゃない。

見慣れた星座や星もわからないほどの、星・ホシ・...。
天頂部には天の川が北東から南西方向にほぼ全天に走っている。途中から二手に分かれている。こんなに長い長いはっきりとした天の川を見たのははじめてだ。
おまけにゆっくりと流れる流星も。
ちょうど新月で闇夜、グッドタイミング!。

(山小屋の管理人さん・・・シーズンでも1~2回あるかないかのきれいさだと)
苗場山定員いっぱいの100人の宿泊客。寝床に入るが熱気でとても安眠どころではない。
何度も起きては外の冷気にあたるが、とても寒くて長い時間、外にいられるような温度ではない。

早く朝にならないかと思いつつ、うつらうつらの浅い眠りを繰り返す。

夜が明けた。すでに東の空は赤く染まっていた。
5時30分ごろ日光連山の方向から陽は昇ってきた。
苗場山雲海がすごい。谷側に滝のように流れ込む滝雲だ。
朝焼けに雲海もピンク色に染まっていく。
写真中央に見えているのは赤城山。高さからすると1800mぐらいのレベルで一面に雲海が広がっているようだ。

ここから見渡せる北から東側の山々は、越後三山、日光連山、足尾山塊、尾瀬、谷川連峰などメジャーな山が目白押しだ。
雲海は文字通り海のようで、山々はまるで島のようだ。
苗場山湿原にも少し遅れて陽が射してきて、湿原の草木は生き生きしてくる。

長い影は昨日とは逆である。
苗場山さらに池塘は青く輝いてきた。

まさに湿原が眠りから覚めたときだ。
苗場山この2日間、天気良し、眺望よし、紅葉よし、星空よしの4拍子そろった大満足の山行であった。
苗場山ゆったりした楽園にまだまだ居たい気持ちが強い。

何度も振り返り苗場山の高層湿原を後にした。
苗場山
帰路に苗場山から下りる途中、佐渡が望めた。
苗場山
名残惜しくももういちど苗場山の全容を確認する。
苗場山中の芝付近(1900m)の紅葉と湯沢、越後三山。
苗場山中の芝付近(1900m)の紅葉。
出会った花々

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