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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


塩沢山

しおざわやま (1264m)
栃木百名山
2009(H21)年3月7日(土) 晴れ
栃木県日光市

■行 程:独鈷沢登山口 - 遊ケ水(水場)- 稜線 -(ブナ見坂)- 塩沢山頂上 - ベンチ -(一服ウチワ)- 遊ケ水(水場)- 登山口

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

塩沢山塩沢山は五十里湖上流部の独鈷沢(とっこさわ)集落が登山口となる。
五十里ダムから程近く、国道121号(会津西街道)を北上する。
塩沢山登山口は写真右手の杉林。(登山口の数十メートル先には「そばやもくりん」がある)

左手は、「独鈷沢(とっこさわ)ふれあい広場」として河川敷公園が整備されており駐車も可能。
塩沢山杉林のなかを沢沿いにコースはつけられている。
塩沢山道は沢から高台を巻くようにつけられており、徐々に沢に下りていく。
周りは大小の岩が目立ってくる。

ここまでは道にはまったく雪はない。
塩沢山20分ほどで沢に着く。

ここは「遊ケ水」と呼ばれ、おいしく飲める。

この沢を渡ると、見上げるような雪の急斜面を歩くようだ。
塩沢山道はジグザグにつけられているようだが、ときおり雪で消されており、わからないので直登する。
塩沢山かなり登ってきた。
塩沢山ジグザグの道は、左手の杉林まできている。
ここで伐採用のテープと道標用のテープを間違って、杉林の方向に入ってしまう。

(帰りに分かったが正規のルートは右手の尾根に上がるのが正解だった)
塩沢山左手上部に尾根があるので、ここからでも行けるだろうと、戻らずに尾根に向かう。伐採された杉が雑然としたなかを急登する。

尾根をひとつ間違えたようだが、割ときれいな尾根だ。前方にピークが見えるので、ここをまっすぐに進めばよいと確信する。
塩沢山ヤセ尾根は急登だ。

雑木が道をふさぐ。(正規なコースでないので当然だが)
塩沢山次第に尾根も広くなってきて、いよいよピークと感じられる。

右手から道が入ってきて、やっと正規のルートと出合いました。
まだ、ピークではないらしく、ジグザグに登っている。

道標がコース中にあるが、この形、なんか「スルメ」を連想させる。
塩沢山頂上稜線に入り、1100mピークまで登っていくが、やや平坦部になってくると積雪が増している。
20~30cmぐらいの腐った雪だが、カンジキは履かないでも何とか行けそう。
塩沢山ピークを過ぎ、道は右手(東方向)に変える。

目指す塩沢山へは稜線がほぼ真っ直ぐに伸びている。

道は笹が多くなり、鞍部に向かっていったん下降し、小さなピークを少し登り返したあとは、さらに最低鞍部に向かって下降していく。
塩沢山雪も深くなり、鞍部から急登になっているようで、ここでカンジキを着ける。
塩沢山カンジキを履いていても急登でなかなか進まない。

この最後の急登は、「ブナ見坂」との看板が掲げられている。
塩沢山頂上に着きました。

最初の稜線に出た地点から頂上までのアプローチが意外と長く感じた。

塩沢山男体山、女峰山が木々の合間から見えます。
塩沢山高原山がよく開けている。
塩沢山ルートを間違えた地点に戻ってきた。

写真手前の方向が正規の下山ルートで、誤りのルートは左下に急下降。
塩沢山鞍部から小さなヤセ尾根を少し登り返すとベンチが整備されている。
塩沢山ベンチから見た、塩沢山(右奥)。左手は1100mピーク。
塩沢山稜線部からはずれ、右に直角に下山ルートとなる。
塩沢山道は尾根をややはずしてヒノキ林のなかをジグザグに急下降する。

しかし、残雪と凍結部分が半々のような道で、おまけに急斜面。滑落しないようにできるだけ雪の部分を歩くようにする。
(この林の中をジグザグに歩かなくても尾根上を歩けるようだ)

しかし、道はやがて狭い尾根に出るが、尾根上は完全に凍結状態。
塩沢山尾根を少し下ると、「一服ウチワ」の看板がある。

地名の由来は知らないが、登りのきつさにここで一服しなさいという意味だろうか。それでは「ウチワ」は何か。暑さにウチワをあおって涼みなさいか、またはイワウチワの群落でもあるのか。勝手に想像する。
塩沢山この「一服ウチワ」の尾根をはずれ、急斜面を下りていく。

しかし、この下り口が今日一番の非常に怖いところで、滑落しないよう恐る恐るジグザグに下っていく。

まもなく、往路で間違った地点に出合い、納得した。


今日は誰とも会わずに孤独な山行だったが、シーズンでもそれほどの賑やかさは無いようである。
今日の反省点は、道迷いに気づいたときに元に地点に戻るべきであったか、(常識では「戻る」だろうが・・・)
ある程度、先が見えていたのでそのまま行ってしまったが。。。

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