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会津朝日岳 (1624m)

■山行日:平成23年6月12日 (日)
    くもり時々晴れ

■行 程:赤倉沢登山口(いわなの里)--荒禿沢--三吉ミチギ(水場)--人見の松--叶の高手--熊の平--避難小屋--バイウチの高手--山頂稜線--会津朝日岳山頂 (ピストン)

■山行データ:福島県只見町  日本二百名山

■コースマップ

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

浅草岳(只見沢登山口)
昨年の夏に続いて二度目の会津朝日岳となる。
この山は片道約6kmの長丁場とともに「叶の高手」まできつい急坂を登りつめたかたと思うや、次は下降して再び急坂を山頂まで登り返す、まさに2つの峰を登る感じで奥深い会津の特徴的な山だ。

今日は奇しくも山開きの日。
浅草岳(只見沢登山口)
6時前にいわなの里の臨時駐車場に到着。すでにかなりの数の車が駐車しており賑やかだ。

6時30分から神事があり登山の安全を祈願する。続いて開会式を行い、歓迎の挨拶、登山上の注意点の説明があった。奥はだいぶ雪があるようだ。
浅草岳(只見沢登山口)
開会式後、限定340個の記念バッジをいただく。
午前7時、一斉にスタートする。
浅草岳(只見沢登山口)
赤倉沢沿いに比較的明るい林間を進む。
浅草岳(只見沢登山口)
時折、左手の赤倉沢には雪渓が沢を覆って豪雪地であることを感じさせる。
浅草岳(只見沢登山口)
沢を何度か渡り、左手の本流沿いになだらかな坂を登っていく。
浅草岳(只見沢登山口)
登山道脇にはニリンソウの群落が見られる。他にはキクザキイチゲ、サンカヨウなどが登山道を彩っている。

浅草岳(只見沢登山口)
約1時間で最後の水場、「三吉ミチギ」に到着。噴き出してきた汗に冷たい水は生き返る。
浅草岳(只見沢登山口)
次第に道はジグザグに曲がりながら急坂になってきた。
浅草岳(只見沢登山口)
歩いているときは何ともないが一息つくとブヨの大群が・・・。
この時期のブヨは毒素が強く、腕に刺されたところが、大きく腫れ上がる始末。
以前、目の近くをやられたときは、瞼が塞がってしまったことがある。

浅草岳(只見沢登山口)
だいぶ標高を上げてきた。ムラサキヤシオツツジが華やかだ。
浅草岳(只見沢登山口)
「人見の松」辺りから展望が開けてきて浅草岳が望める。しかし、向かう会津朝日岳はまだ姿を現さない。
浅草岳(只見沢登山口)
岩盤が多くなってくる。

タムシバの白が点々と山肌に咲いてとてもいい感じだ。
 
浅草岳(只見沢登山口)
やっと目指す会津朝日岳の雄姿が望めるようになる。
浅草岳(只見沢登山口)
ピーク部である「叶の高手」(1430m)に到着。約2時間30分を要した。

道はこの先下降していく。会津の山の深さを思い知らされる。
浅草岳(只見沢登山口)
一つ目の大クロベ。幹周り約4m、樹高は18mに及ぶ。

この辺からアズマシャクナゲが見事だ。
浅草岳(只見沢登山口)
会津朝日岳の全容が見える。

中央部が山頂。その下の雪渓を登っているのが見える。
浅草岳(只見沢登山口)
再び、大オクロベ(ヒノキ科)。幹周り5.3m余り、樹高は22mで枯れているように見えるがまだ健在。

たまたま登山道にこんな立派な木が育っているのだから、この付近にはもっとすごいのがあるのでは。
浅草岳(只見沢登山口)
平坦地まで降りてきたところが「熊の平」と呼ばれる最初の雪渓に出合う。

この雪渓の途中から右手に折れると、避難小屋に出る。
浅草岳(只見沢登山口)
避難小屋から先がまたまた急登となる。

ブナ林のなか、雪はないが湿っぽい道で下りは要注意。

登りつめると「バイウチの高手」と呼ばれるピークを過ぎると、やや下りになる。
浅草岳(只見沢登山口)
途中に、風雪に耐え抜いたダケカンバの大木が奇妙な姿で現れる。
浅草岳(只見沢登山口)
いよいよ山頂へ続く雪渓に出る。

写真ではよくわからないがかなりの急角度。
幸い、係りの方がスコップで階段状にしてくれているので、上りはアイゼンなしでよさそうだ。

夏道よりも雪渓の幅いっぱいに使ってジグザグにしている。
浅草岳(只見沢登山口)
草付きのところは雪解けが進んでいる。

中間部付近で突然ざわめきが起こった。振り返ると一人が滑落している。幸い数十メートル落ちたところで停止した。

慎重な対応をしなければと気を引き締める。
浅草岳(只見沢登山口)
雪渓部の上りはキックステップで問題ないが、草付きの部分を通過するのが一番危うい。周りの細い木々を頼りにぐちゃぐちゃの道を登る。
浅草岳(只見沢登山口)
頂上部稜線に出る。稜線部は岩盤で転倒に気をつけながら小さいアップダウンとなる。

稜線部の片側はまっすぐに切れ落ちているので、要注意。

写真は丸山岳方向
浅草岳(只見沢登山口)
山頂まで約4時間30分かかった。健脚者は3時間少々か?

写真の右端が頂上付近。
浅草岳(只見沢登山口)
稜線部絶壁にはアズマシャクナゲが。
浅草岳(只見沢登山口)
奥に越後駒ケ岳、中の岳などが望める。

頂上部は混雑しており、それにあまり広くないため、早々に稜線部の適当な位置に陣取り休憩。
浅草岳(只見沢登山口)
復路はさすがに軽アイゼンを装着して下降する。

登山者が多いため、階段はかなりくずれてしまって滑りやすくなっている。

往路は次から次と登山者がいるためゆっくり写真を取れなかったので、帰りはゆっくりと花の写真にいそしむ。


午後3時40分登山口到着。
地元の方たちの甘酒と漬物をいただく。冷たく冷やした甘酒は甘さが独特で大変美味だった。
会津朝日岳の花々 スライドショー