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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


三本槍岳

さんぼんやりだけ(1917m)
日本百名山

2012(H24)年6月30日(土) 晴れ時々くもり
栃木県那須町

■行 程:北温泉登山口 ― Mt.Jeansスキー場分岐 ― 中の大倉尾根 ― 清水平分岐 ― 三本槍岳  (ピストン)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

三本槍岳登山口でもある北温泉は那須の奥深い余笹川の源流近くにあり、温泉好きにはこたえられない秘湯で一軒宿がある。

駐車場は温泉宿から400mほど手前に整備されている。
平成20年まで那須御用邸用地として管理されていた広大な森が「那須平成の森」として一般開放され、この駐車場はその一角をなしており、さらに「駒止の滝観瀑台」も整備されたこともあり訪れる人も多くなっているようだ。
三本槍岳以前の橋は流されてしまったのか、今は鉄パイプで組まれ、よく見るとこの橋にも大水が襲ったようでゴミが引掛かっている。

橋を渡るといきなり暗い林になる。
三本槍岳薄暗い林間をいきなり急登になる。

それでも尾根まで急坂だけで100mほどの高さなので苦はない。
 
三本槍岳だんだんとなだらかになり尾根に出て道は大きく左に曲がる。
三本槍岳林間をなだらかに登っていくと林道に出て横切り、再び林間に入る。
そろそろ右手側にあるマウントジーンズスキー場付近に近づいているようだ。
三本槍岳スキー場との分岐点に出る。
ここまで、北温泉から1.5km、清水平まで3.5kmとある。

この辺はシロヤシオの群生地で、シーズンにはスキー場リフトを使っての一般者の観賞コースになっているようだ。
三本槍岳道はさすがにしっかりしており、シロヤシオの大木が密生している。


三本槍岳再びスキー場への分岐点に出る。シロヤシオの観賞周回コースの端になっていて、一般者はこれ以上は進むなと注意書きがある。

ここを登山者は左に折れる。
三本槍岳まだブナやダケカンバ林が続いているが、先が明るくなっているので「中の大倉尾根」に入ってきたかなと感じられる。
三本槍岳パッと周りが開け、気持ちのよい尾根歩きとなる。

ここまで、高度差も少なく1時間30分ほどで、ハイキング気分の歩きだった。
三本槍岳道も次第に高度を上げ、周りの眺望も広がってきた。
茶臼岳、朝日岳などが・・・

三本槍岳道は金網に小石を詰めたブロックを階段状に敷いている。登山道崩壊対策には効果的だろうが経費もばかにならないだろう。
三本槍岳この時期、山の花は端境期。

春の花が終わり、夏の花にはちょっと早い感じで、見られたのは、ウラジロヨウラクツツジ、ベニサラサドウダン、イワカガミ、ツマトリソウ、ウツギ、ゴゼンタチバナ、アカモノなど。
三本槍岳朝日岳と熊見曽根  
三本槍岳右側には赤面山。

こちらからにも登山口がある。
三本槍岳やっと急坂も終わりに近づく。

ガレ場も目立ちやっと山岳らしい風情が出てきた。
三本槍岳標識には「スダレ山」とある。遠くに雲海がきれいだ。

(ピークでもないのにと不思議だったが、あとで調べてみるとこの地点はスダレ山の山容の一部でピークは1880mほど、清水平分岐から三本槍岳方向に向かって右手に分かれほど近いが道はないようだ。)
三本槍岳清水平の平原に出る。
三本槍岳やっと目指す三本槍岳が姿を現す。

少し行くと朝日岳方向からと北温泉コースとの分岐点に出る。
三本槍岳スダレ山を下降していくと三本槍岳への鞍部に差し掛かる。

三本槍岳への最後の登りはハイマツが道をふさいで歩きにくいがそれほど苦もなく登りきる。
三本槍岳三本槍岳山頂は360度の眺望が利くが残念ながらガスで真っ白。

多くの人が登頂し、思い思いに山頂を楽しんでいた。
三本槍岳帰路にスダレ山から登ってきた方向を見る。

ずいぶんと長い距離を歩いてきたような感じがする。
ちなみに総歩行距離は13.5kmほど。
三本槍岳 スライドショー
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