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若見山 (1126m)

わかみやま

■山行日:平成24年5月6日(日) 晴れ

■行 程:国道400号沿い登山口-東電塩原線巡視路-18号鉄塔-巡視路分岐-若見山山頂-17号鉄塔巡視路-巡視路分岐-18号鉄塔-登山口

■山域データ:栃木県那須塩原市 栃木百名山

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

若見山-イワウチワ
今年は桜の開花が1週間や10日も遅れた。当然山の花も遅れているんじゃないかと思うが、残念ながらその思惑ははずれた。
この山の目当てはイワウチワの群落であるが、どうも山と平地は違うらしい。
もうとっくに花期は過ぎていた。最盛期はいつもの4月下旬までが限度だったようだ。

イワウチワは雪解けを待って一番早く咲き競う花だから当然かもしれない。

この連休は天気が悪い日が続き、山行のスケジュールがとれない。
連休最終日でもあるので近いところでがまんして若見山に登る。
若見山-イワウチワ
登山道は国道400号尾頭トンネル手前となるが、目立つ案内看板もないのではじめての方はわかりづらいだろう。
目印としては塩原温泉側から行く場合は、国道400号尾頭トンネル手前にヘアピンカーブがある。そのカーブ手前にスノーシェッドがあるので、そこを抜けてすぐ左側に数台が駐車できる空き地がある。登山口は駐車場の反対側で若見山への小さな案内看板がある。

メインの登山道は東京電力の鉄塔巡視路でよく整備されているが、若見山に関する案内看板は登山口だけでコース中には全くない。あるのは鉄塔までの距離表示があるのみ。

檜林の急坂をジグザグに歩き出す。
若見山-イワウチワ
10分ほど歩いて、やや開けた場所に差し掛かるとニホンカモシカに遭遇する。じっとこちらをうかがっている。距離は20mほど。(相手はもっと以前からこちらに気がついていたようだ)
しばらくお見合い状態が続く。
カモシカはその間まったく身じろぎひとつせず、目もこちらを見据えたまま。

もっと近寄って写真をと思い、足を動かしたところで、カモシカはすばやい足で駆け下っていった。

 
若見山-イワウチワ
1時間弱で18号鉄塔に到着する。
若見山-イワウチワ
鉄塔下で一息つくが、周りの木々で見晴らしはよくない。
若見山-イワウチワ
アスナロや松の平らな尾根に出る。
若見山-イワウチワ
下りになってこの辺からイワウチワの群落が続くが、もうすでに花期は終わっており、ところどころ花びらが変色しているものや欠けているがほとんど。
 
若見山-イワウチワ
なかには遅咲きのものもちらほら。

若見山-イワウチワ
左側は急激に落ち込んだ崖になっており、イワウチワの群落は右手斜面に広がっている。
若見山-イワウチワ
鞍部まで下りていくと広々とした雑木林で、17号鉄塔と山頂への分岐点となる。しかし、一切標識がないのでわかりづらい。よく見ると踏み跡が2つの方向に向かってあるのがわかる。

まっすぐ行くと山頂、右に折れると17号鉄塔巡視路で尾根に出たら鉄塔まで行かずに左折して山頂へ通じている。(帰りはこちらを歩き変化にとんだコースで楽しめる)
若見山-イワウチワ
鞍部からわずか150mほどの高度差だが、意外と急坂だ。

シロヤシオの大木が登山道に横たわる。

若見山-イワウチワ
左側が切れ落ちた道を登る。
若見山-イワウチワ
頂上は広々とした雑木林のため眺望はよくない。

頂上看板がにぎやかで7個ぐらいあったか。
若見山-イワウチワ
頂上をあとに17号鉄塔方面に下る。

この下り始めの林は、落ち葉が整然と散りばめられ、ブナが混じって実に気持ちよい林となっている。  
若見山-イワウチワ
木々越しに見えるのは、たぶん日留賀岳だろう。
尾根途中から右手に鋭角に分かれ鉄塔巡視路を利用して先ほどの鞍部に向けて歩く。
途中、斜面がきついところがあり、道も狭いので気をつけなければいけない。

斜面には各種のスミレが咲いている。

イワウチワの群落地帯まで戻り、形の良い花を探しながらしばらく写真撮影に没頭する。
今日は誰一人として今日はこの山に入ってきていない。薄暗い林のなかではあるが、そんなに気にならない。

そんな中、突然カミナリが遠くで聞こえ、見ると黒い雲が見える。
天気予報で昼ごろまでは大丈夫だろうと踏んでいたがいくらか早めにきたようだ。
あわてて帰り支度をする。

帰り足はほとんど駆け足状態。ここまで上りで普通に1時間半ぐらいかかるのだが、登山口まで約30分で下りてしまった。幸いに到着5分ほど前にポツポツと降ってはきたが濡れずに済んだ。

今日は折りしも茨城・つくば市、栃木・芳賀地域で竜巻が発生し、尊い命を奪われたり住宅や農産物に大きな被害があった日だった。
■若見山(イワウチワ)スライドショー