浅草岳 (1586m)

あさくさだけ

■山行日:平成25年9月21日 (土) 晴れ

■行 程:入叶津登山口-山神の杉(沼の平分岐)-平石山(ブナの杜)-沼の平分岐-すだれの上-天狗の遊び場-浅草岳山頂 (ピストン)

■山域データ:福島県/只見町・新潟県/魚沼市  日本三百名山/会津百名山

浅草岳ルートマップ

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至仏山
浅草岳は、福島側からは田子倉登山口と入叶津登山口の2つがあり、田子倉コースはダイナミックな鬼ヶ面山の岩壁を見ながら頂上に至り、また入叶津コースはブナの森と頂上付近の大草原を歩き、それぞれに醍醐味を味わうことができる。いずれも花の時期には頂上付近だけに咲き誇るヒメサユリは一見の価値がある。

この時期、花の季節もほぼ終わり、紅葉にはまだ早いと、ちょうど”端境期”にあたり、登山口にはだれも来ていない。

入叶津コースは以前に平石山を経由して「沼の平」を歩いただけで、頂上までは歩いていない。頂上まで7.5kmとロングコースになる。

ちょうど7時にスタート。
 
至仏山
登山道は登りはじめから草で覆われており朝露に悩ませられる。膝から下はびしょぬれ。まだ誰も歩いていない、いわゆる”露払い”だ。

ほどなく沢を渡渉する。
至仏山
朝もやの先に、これから行く平石山の稜線が望める。
 
至仏山
道は広くなってきて歩きやすくなる。
道標には「旧八十里跡」とあり、幕末の時代にさかのぼる古道で、その面影が残っている。
至仏山
ジグザグに登って行く。
道端に小さな湧水がある。「栃の木清水」とある。

名前のとおり、直径1mは軽く越えるトチノキの大木がすぐ脇にあり、その実がたくさん落ちている。

この堅い栃の実、頭に当たったらと思うとゾッとする。
至仏山
まだまだ登山道は草で覆われている。
もう、膝下どころか腰から下がビショビショ状態。
しばらく歩けば自然に乾くだろう・・・。

この先の「山神の杉」まで、こんな状態が続いていた。
至仏山
「山神の杉」に到着。
沼の平コースとの分岐になっているが、沼の平へはロープが張ってあり、入山禁止となっていた。(平成23年の福島・新潟豪雨災害によりコース等の被害が大きく、入山は地元ガイド同行以外は禁止とのこと)

山神の杉のシンボルでもある直径1mぐらいの杉が2本並んでいるが、残念ながら1本が中段あたりから折れていた。(強風にやられたのだろうか)
至仏山
ジグザグに深いブナの森を登って行く。
至仏山
やがて平坦地にやってくると、平石山だが山頂は道から外れているらしくわからない。
この辺から「ブナの杜」と呼ばれている。
 
至仏山
大きなブナが林立している中を気持ちの良い道を進む。

道はアップダウンが所々あるがほとんど平らと言ってもよいくらい。
至仏山
沼の平への分岐を過ぎ、右手を見ると木々の間から「沼の平」でも一番大きい「濁り沼」が望める。
 
至仏山
やがて左側の眺望が開けてくる。

山並みの濃淡がなんともきれいだ。
至仏山
「すだれの上」と呼ばれる道標がある。

登山道の左下は「すだれ岩」と呼ばれ断崖絶壁が続いているようだが、木々に覆われており見えないので、恐怖感はない。

この後、道はだらだらと登り続け、浅草岳はまだかまだかと長く感じる。  
至仏山
ここは、沼の平を経て叶津川に通じる「小三本沢」の源流部でチョロチョロと流れる水音が心地よい。
沢を渡り、前方の尾根状に続く小高い林の左端を登って行く。


至仏山
大草原から今来た方向を振り返る。

写真中央部の台形状の山が平石山、右手奥には「会津のマッターホルン」と称される蒲生岳の鋭い山容が望める。
 
至仏山
古い木道を、天に向かって登るよう。
 
至仏山
ヌマガヤを主とする広大な草原
 
至仏山
大草原をひとつ越すと「天狗の遊び場」と呼ばれる地点に出る。

昭和60年に選定された「ふくしま緑の百景・浅草岳山頂の大草原」の石標がある。
周辺にはほんとに小さな池塘がある。 
至仏山
浅草岳山頂に到着。
1等三角点があり、360度の絶景が楽しめる。

いつもは混み合っている山頂は、時々登って来る感じで今日は静かだ。
 
至仏山
下方には新潟側に続くコースが見える。遅くまで雪渓が残り、ヒメサユリを主に高山植物が咲き誇る。

草原がいくぶん色づいた感がある。
 
至仏山
鬼ヶ面の大岩壁がその威容を誇る。

その遠くに薄く、越後駒ケ岳、中の岳、八海山の越後の名峰が望める。
 
至仏山
鬼ヶ面の大岩壁
 
至仏山
守門岳が間近に望める。
 
至仏山
田子倉湖が下方に見える。
手前の入り江が田子倉コースの登山口。
 
■浅草岳スライドショー