磐梯山

ばんだいさん(1816m)

■山行日:令和2年7月17日(金) 曇り

■行 程:八方台(駐車・出発地点)- 中の湯跡 - 裏磐梯ルート分岐 - 熊見曽根(隠居鞍分岐) - お花畑周回 - 弘法清水 - 磐梯山頂 - (ピストン)

■山域データ:福島県・猪苗代町、磐梯町、北塩原村   日本百名山

磐梯山ルートマップ

■サムネイル画像解説:サムネイル画像に赤枠のあるものは拡大できます

 梅雨明けが遠い。恐らく8月か?
 尾瀬に行こうと準備をしていたら天気がイマイチ。しからば白根山は?
いずれもNG。もっと離れた東北地方では何とかなりそうな気配。
結果、何度も登ってはいるが磐梯山に決める。

 ルートは一番手軽な八方台登山口とした。
 6時過ぎに駐車場に着いたが、すでに5台ほど駐車していた。

磐梯山
磐梯山ゴールドラインから望む磐梯山。
薄日が射している。八方台登山口


  

         
          八方台は駐車場も広く、トイレも設置されている。
磐梯山
 登山口の案内にブナの木についての記述があった。
 1888年の噴火の際、ブナをはじめ多くの木々が爆風や飛来した岩石で荒地と化して、その後、生き残ったブナのタネなどから新たに自然の森を形成して現在に至っている。
 なるほど、全体的に細いブナ林といった感があり、これでも100年もののブナといえる。八方台から中の湯までの間で顕著にみられる。

 その中で、数は少ないが所々にかなり太い幹のブナを見かける。災難に遭わずに無事に成長したブナだそうだ。
磐梯山
 ほどなく、中の湯跡を通過する。

 磐梯温泉中の湯として営業し1888年の噴火により被害を受けたが、その後1990年代後半まで営業を続けていたが、廃業し現在は廃墟となり立ち入りも禁止されている。  
磐梯山
 中の湯跡から吾妻連峰を望む。
 (左から西大巓、西吾妻山、中吾妻山、そして右端に一切経山)
磐梯山


  

 あちこちに、ブクブクと温泉が湧いている。どのくらい熱いのかこわごわ触ってみると、なんと冷たい。しかし、湯の花が出来ているので、間違いなく温泉成分が噴出しているようだ。
磐梯山
 中の湯跡から少し行くと裏磐梯コースとの分岐に差し掛かるが、ここを左折し急下降していくと銅沼(あかぬま)に出る。

 この辺からコースは急坂が連続するようになり、頑張りどころとなる。

磐梯山
 コース左側には時折裏磐梯の絶景が望めるようになる。
 息を整えるのにちょうどよい。

 下方には銅沼の一部が望める。
 2つの湖は、左が小野川湖、右が秋元湖。
磐梯山
 分岐に差し掛かり、左に行くとお花畑周回、右は弘法清水を経て山頂へ通じる。お花畑周回のほうがやや時間がかかるが大きな違いはない。
(帰りにお花畑に回ると体の負担はやや軽くなる)
磐梯山
 山体崩壊した火口壁が歩道まで迫る。
 
磐梯山
 お花畑周回コース。
 花の端境期なのか種類は少なめ。
磐梯山
 お花畑周回コース。
 
磐梯山
 分岐点。
 表磐梯、裏磐梯コースの分岐となる。
 
磐梯山
 弘法清水小屋前に到着。
小屋は改築中であるが営業は行っていた。なお、岡部小屋は休業していた。
 
磐梯山
 相変わらず冷たい弘法清水にのどを潤す。

 ちなみにこの地点は磐梯山の4合目。あと山頂までは20~30分であることから不思議な感がする。
 1度目の山体崩壊したときの山頂は今の高さよりももっと高かった説(1度目の山体崩壊は5万年前!・・・研究で分かるのかもしれないが誰も真実を知る人はいない)や、富士山の高さのほぼ半分なので、磐梯山頂は5合目とした。結果的に弘法清水は4合目となるといった説があるという。
 過去に2度山体崩壊したというなかで、2度目の1888年(明治21年)は現在の磐梯山の隣にあった子磐梯が水蒸気爆発により、山のほとんどが崩壊し、大量の土砂や岩石が裏磐梯方向に吹っ飛んだり、流れ出たことから、現在の湖や沼など自然を形成したことは、想像しがたいが事実である。
 火口原を通る裏磐梯コースは山体崩壊の規模に圧倒され、ぜひお勧めしたい。
磐梯山

                      休憩ののち、山頂へ。
磐梯山
 あともう少し。
 
磐梯山
 山頂に到着。
 先着のグループが1時間待ったかいがあったと歓声が上がる。

 頂上は風が強く寒い。
 
磐梯山
 猪苗代湖方向。
 
磐梯山
 会津若松方向。
 
磐梯山
 飯豊連峰が望めた。
 
磐梯山
 頂上直下の沼の平。
 
磐梯山
 まだ咲いていました。
 磐梯山固有種のバンダイクワガタ。
 
磐梯山
 幹回りの太さから想定すると山体崩壊にも耐えて生き残ったブナと思われる。
 
磐梯山
 ブナ林に深い霧が漂い、幻想的な光景を醸し出している。
 
磐梯山ハイライト

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