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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


武甲山

ぶこうさん[1304m]  日本二百名山

2022(R4)年5月19日(木)
晴れ
埼玉県秩父市・横瀬町

■行 程:御嶽神社一の鳥居(生川基点)- 持山寺跡分岐 - 不動滝 - 大杉の広場 - 御嶽神社 - 武甲山頂 - シラジクボ - 持山寺跡 - 分岐 - 生川基点

武甲山ルートマップ

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

武甲山は埼玉県横瀬町と秩父市の境界にあり、石灰岩が取れる山として知られている。
石灰岩=セメントとイメージが湧くのではないだろうか。好景気、高度経済成長とともにセメントの需要により山の姿が変わってしまうほどの大規模な採掘が行われてきた。そんななか採掘は山頂にまで及び36mが低くなったとのこと。特に身近な存在の地元の方は変わっていく山容を見て大きな葛藤を強いられたに違いない。
山頂が低くなった、高くなったとの話は見聞きしたことはある。せいぜいプラスマイナス1mの範囲だと思うが、それは人為的な原因ではないのがほとんどだろう。
採掘は現在も活発に行われており、少しずつ山容が変化しているのは間違いないが、大まかに武甲山の北側半分が石灰岩、南側は輝緑凝灰岩や変質玄武岩だそうだ。そんなわけで南側は山体として残るのでは?

石灰岩と共に
御嶽神社一の鳥居に到着。

まだ7時30分だが、駐車場はすでに20数台が駐車していた。
トイレは新装になっている。
表参道コースは丁目の表示(石柱)があり、ここは1丁目となる。山頂の御嶽神社が52丁目とかなり細かく区切っている。
石灰岩と共に
一の鳥居には、4匹の狛犬が鎮座しているが、犬というよりはオオカミの類に感じる。そういえば日本のオオカミは絶滅したとされているが、秩父地域にはいまだに生存説があることを聞いたことがある。
石灰岩と共に序盤は、民家やお店らしき生活感が感じられるところを通過していく。
さらに道は左側の沢に沿った高台に造られたコンクリート道を緩やかに登っていくが、5丁目付近の道は崩落している。だいぶ日が経っていると思われるが迂回路が設けられている。
石灰岩と共に
   
石灰岩と共に林道(コンクリート道)は15丁目までで、終盤は傾斜もきつくなってきた。
この先は通常の登山道らしい道(参道)となる。
  
石灰岩と共にここも崩落したようで、仮橋を歩く。(17丁目付近)。

  
石灰岩と共に不動滝(18丁目)
時季のせいか水量は少なめで細い筋の滝。

写真下部に写っているペットボトルは、山頂にある水洗トイレの水源は雨水頼みのため、その補充用に滝の水をペットボトルに入れて山頂まで運ぶためのもので、登山者に協力を願っている。
ペットボトルの容量は2L、5Lなどが用意されているので、無理をせず自分の体力にあったものを選ぶ。

  
石灰岩と共に武甲山御嶽神社参道石灰岩と共に

ここからしばらくは、とても歩きやすい道が続いている。

  
石灰岩と共にスギ林が整然としていて気持ちがいい。
  
石灰岩と共に一見異様に見えたが、よく見ると小石が積み重なっている。「石積場」とか。
小石には平和とか健康などの願いごとが書かれていた。

よく理解できないで通り過ぎたが、山頂神社で疑問が解けた。
石灰岩と共に31丁目には御神木。
杉の木は枯れているが幹回りからして御神木の威厳がある。
空洞には小さな地蔵が祀られている。
石灰岩と共に大杉の広場に到着。標高はちょうど1000mとなる。(32丁目)
石灰岩と共に
ベンチもあり、この先山頂まで1時間かかることから休憩ポイントにちょうどいい。

広場の中心には幹回り5~6mはあるだろうか、巨大な杉の木が。
回りの杉と比較しても姿・形が異様な思いさえしてくるが、御神木として枝もそのままに何百年も威厳を誇っている。
石灰岩と共に35丁目にある大杉。
見た目には大杉の広場とほぼ同じような幹回りだ。

34丁目にも大杉があるようだが、見逃してしまった。
これら3つの大杉を「3本杉」と呼ぶらしい。いずれも700年の年輪を重ねている。
石灰岩と共に40丁目あたりからゴロゴロとした岩石がひしめく道になってきて歩きづらくなってきた。

ゴロ石は石灰石なんだろうと思われる。
案内板には「武甲山特有の登山道...石灰岩とふれあいながら...」とある。
石灰岩と共に近くまで行ってはいないが登山道右手斜面は苔むしている。

石灰岩と共に前方からガランガランと大きな音が聞こえてきた。
なんだろうかと思っていたら、ペットボトルを体に括りつけて運んでいる。
不動滝まで運ぶのだろう。ご苦労様です。
石灰岩と共に武甲山御嶽神社に到着。
山頂にもかかわらず立派な造り。
ただ、なんかの行事、縁日でもない限り開いていないのだろうか。
石灰岩と共に神社本殿前には石碑があり、「武蔵國号神」、「駿河大納言忠長卿御筆」とある。
併せて最終丁目である「52丁目」と表示がある。
石灰岩と共に
また、28丁目過ぎにあった「石積場」、疑問が解けました。
「千年万年プロジェクト」と称して、用意された石灰石に願い事を書いてもらいこの石を石積場に貯めることで、やがて「石積場」が「さざれ石」になるようにとの想いが込められているそうだ。ちなみに初穂料100円となっている。
確かに現実に地球上で見られる化石やこの地にある石灰石と同じように、途方もない天文学的単位の長い長い年月を経れば、さざれ石になる可能性は大だと思う。(もっとも石灰石だからセメントが固めてくれる!?)
石灰岩と共に鐘撞堂を過ぎ、第2展望台に行ってみると、立入禁止の表示や金網で厳重に遮断されており、眺望もほとんど効かない状況で、展望台の機能はないようだ。
第1展望台に向かうには、金網のフェンス沿いに行けば2~3分で到着する。
石灰岩と共に武甲山に到着。
武甲山及び標高1304mの2本の木柱が並んでいるが、その隣の小さな石柱には次のような数字の計算が表示されている。[1336-41+9]

そのいきさつは石灰岩と共に、石灰岩の山ゆえに武甲山頂も採掘されたための標高変動によるもの。
ウィキペディア(Wikipedia)に詳細が記述されているので、そちらを参照されたい。
武甲山
石灰岩と共に武甲山頂からの眺望は、北方向を中心に100度ぐらいか。
近景は秩父市、横瀬町の街並み、石灰工場などが眼下に広がる。
また、遠景は、日光連山が望めるようだが、本日はかすみがかかり、遠くまでの山並みは見ることはできなかった。
石灰岩と共に

石灰岩と共にコデマリかな?(山頂広場)

石灰岩と共に
カエデのそろい踏み(山頂広場)
石灰岩と共に十字路をシラジクボ方面に向かう。
石灰岩と共にかなりの急坂だ。
トレランの女性が軽々と追い抜いて行った。

それにしても御嶽神社からコバイケイソウの群落が続いている。
石灰岩と共にシラジクボ(標高1088m)

ここを左に分岐する。
石灰岩と共にヒノキ林を急降下する。
石灰岩と共に持山寺(跡)の参道入口にある石碑

はっきり読めないが、「南無阿弥陀仏」かな?
石灰岩と共に持山寺跡(もちやまでらあと)
杉林のなか、平坦地に石塔が宝篋印塔(ほういんきょうとう・2000万人の供養塔)が残されている。
ほかに竹林や池跡、入定場(にゅうじょう)があるようだが、確認はしなかった。

石灰岩と共に 松平長七郎の持山寺に関する伝説の記載がある。

石灰岩と共に膝が笑うほどの急坂もひと段落。
堰堤の上の鉄板の橋を渡ると表参道に出る。

あとは、来た道を下り、20分ほどで生川に到着。
石灰岩と共にルイヨウボタン

初めて見る!!
石灰岩と共に帰りに羊山公園に寄りました。