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- Part 5 -
平成11年10月17日(日) 一切経山  (1949m 吾妻連峰・福島県)
晴れ・くもり・雨・雪??? 浄土平−姥ケ原−鎌沼−酸ケ平−一切経山−浄土平


強風と低温に樹氷状態
今日は、福島県の吾妻スカイラインにある浄土平を中心としたコースだ。

吾妻スカイラインに入った頃から天気の様子がおかしくなってきた。途中ラジオで浄土平が今朝初雪となったことを聞いた。

これは無理かなと不安ながらも車を進める。スカイラインはガスで見通しがきかない。それでも浄土平に着いたときにはガスがパッと晴れてきた。
 


鎌沼付近
紅葉狩りに来たのになんと雪の世界である。

秋の紅葉と冬の雪が一緒にやっていた。やはり寒い。

姥ヶ原を経由し、鎌沼方面を目指す。だんだんと雪の姿が多く目に入ってきた。

ときおりガスが目の前を横切っていく。植物も寒さで凍えているようだ。樹氷もできている。木の黒さに氷の白が加わり浮きだって立体的でかつ鮮明に見える。





一切経山へ向かう
予定では、東吾妻山にも登ることにしていたが悪天候なので中止にする。

しばらく鎌沼付近を散策して、谷地平方面に向かってみる。
途中の紅葉と樹氷がすばらしい。

しかし、樹林帯に入って道はぬかるみで歩きづらく、天気のことも考え中止にすることにし、再び鎌沼に戻る。

酸ケ平(スガダイラ)を経由し、避難小屋に向かう。ガスが一層ひどくなってくる。避難小屋に入るとムッとするなま暖かさだ。満員で座る席もなく早々に出発する。


エビのシッポに成長
ここから一切経山(イッサイキョウザン)に向かう。

登りがきついうえに強風に飛ばされそうになりながらも休み休み進む。こういうときにはメガネは不便である。ガスの水滴で前が見えなくなる。

何回もふくがすぐに見えなくなる。なんとか頂上(1949m)にたどりつく。強風、ガス、低温(氷点下?)でなんとも表現しがたい。


厳しい風雪にさらされて
強風はハンパじゃない。カッパに付いた水滴はすでに凍っている。

大きなケルンの陰に入るとかなりやわらぐ。強風とガスの水滴に苦労しながらなんとか記念撮影。

この辺は積雪量も多い。あたり一面銀世界だ。強風下でしかできない”エビのしっぽ”もできている。

樹氷がさらにきれいだ。晴れていれば奥にある五色沼が見えるはずだが、さらに360度の眺望もあるはずなのだが・・・・。

でも貴重な体験ができただけで満足である。ここに長居はできそうにない。早々と引き上げることにした。

一切経山とは別世界の紅葉
帰りに見おろした浄土平付近は紅葉の真っ最中だ。

今、味わってきたのがうそのような世界。

福島市街もはっきり見える。なんとも2つの世界をわずかな時間で体験することができ得をした感じだ。
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