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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


谷川岳

たにがわだけ (1977m)
日本百名山
1999(H11)年6月20日(日)  くもり時々雨
群馬県みなかみ町

■行 程:谷川岳ロープウェイ === 天神平 --- 熊穴沢避難小屋 --- 谷川岳肩の小屋 --- トマの耳(1963m)--- オキの耳(1977m)--- <<厳剛新道>> --- ザンゲ岩 --- ラクダのコル --- 登山指導センター(土合口)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

谷川岳 朝2時40分自宅を出発、谷川岳に向かう。日光、沼田経由。谷川岳ロープウェー(土合口)に6時に到着。

駐車場で朝食をとったのち、ロープウェーに乗り一気に1321mの天神平まで上がる。ロープウェーを降りたらあたり一面ガスにつつまれている。ガッカリしながらも雨具を着る。
7時15分に出発となった。
谷川岳 天神尾根をトラバース気味に歩きはじめる。途中タニウツギやベニサラサドウダンがきれいだ。

熊穴沢避難小屋までは大きな登りはなかった。
途中遭難された方の慰霊碑があり、なんでこんなところでと思う。でも冬だったら滑落・遭難しても当然の場所かも知れない。
谷川岳 熊穴沢避難小屋を過ぎたあたりから滑りやすい蛇紋岩の岩場の登りいっぽうとなりきつくなる。
谷川岳 依然としてガスは晴れない。頂上手前で幅50mくらいの雪渓の上をわたる。斜面で補助ロープが張ってあり滑らないよう慎重に登る。

谷川岳 程なく肩の小屋に到着し休憩をとる。
小屋の前には黄色いシナノキンバイの群落がひときわ輝いている。

谷川岳
谷川岳 小屋を出発して程なく谷川岳頂上(1963m)に10時30分に到着。ここは別名トマの耳といわれ、谷川岳の双耳峰のうちの低いほうにあたる。

さらに足を伸ばし高いほうのオキの耳(1977m)に向かう。約20分ほどのところだ。ここからは岩肌に高山植物が目立つ。ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、キバナノコマノツメ、などなど。まだあちこちに残雪が目立つ。

ここから引き返し、トマの耳頂上でお昼とする。依然としてガスは消えないが仕方ない。
谷川岳 頂上付近はまだまだ多くの雪渓が見られる。
谷川岳 お昼は新潟からきた女性グループ3人とともにする。缶ビールまで頂いたが、酒は弱いので飲まずに持ち帰る。

知らない仲でも結構話しはつきないものだ。
一緒に記念写真を撮り、あとで花などの写真とともに送ってあげたらお礼に笹だんごをたくさん送っていただいた。
手紙には”新潟の美女三人組”とあった。(確かに!)
谷川岳 ここで彼女らと別れ、西黒尾根を下りることにする。(12時00分)

肩の広場の分岐点には大きな道標があり、広くて残雪があるため西黒尾根への入り口がわかりずらい。

ここからは大変な岩場で濡れていることもあり、慎重に下りる。
谷川岳 「ザンゲ岩」や「氷河の跡」などの岩場を通り、途中にはクサリ場が何カ所かあり、足場の確保に苦労する。
谷川岳 この辺からガスも切れ目ができてきたが、谷川岳の全貌を見るまでにはいかない。とにかく岩場が長い。

谷川岳 ラクダのコル(ガレ沢のコル)には分岐があり、左にとると厳剛新道でマチガ沢経由となるが、ここは直進し西黒尾根を下る。

谷川岳3か所連続して高度差のある鎖場を下りる。鎖場の下りは上りよりも慎重に。


だんだん樹林帯に入ってきたが、登山道が狭く、しかも深くえぐれており隠れていた枯れ木に足をぶつけ、その後今度は同じところを石にぶつけ、このときは骨折したかと思うほどの痛さだった。
さらに、疲れがピークになって、今度は登山道の笹を刈ったところで滑り、転倒。
幸いにもかすりきず。
なんとも「泣きっ面に蜂」で情けない一人旅である。


後半の半分くらいは樹林帯であるが、距離もありなかなか高度計が下がらない。

午後3時駐車場に到着。

とにかく今回の山行は疲れた。今年2回目の山行で鍛えが足らなかったと反省する。

午後6時40分自宅到着。あとで晴れた日に登ってみたい山である。後半の半分くらいは樹林帯であるが、距離もありなかなか高度計が下がらない。

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