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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


木曽駒ケ岳

きそこまがたけ (2956m)
日本百名山
2000(H12)年10月8日(日)~9日(月)
8日:曇りのち雨 9日:曇り
長野県上松町・木曽町・宮田村

■行 程:
8日
駒ヶ根高原(7:30)(1時間待ち)-(9:15)しらび平駅(12:30)==(12:40)千畳敷駅(13:00)-(14:00)乗越浄土(14:15)-(14:20)和合山-(14:30)伊那前岳-(14:35)勅銘石(14:50)-(15:10)乗越浄土-(16:00)中岳(16:05)-(16:20)頂上山荘
9日
頂上山荘(7:30)-(8:00)木曽駒ケ岳(8:20)-(8:30)頂上山荘-(8:15)中岳-(9:00)乗越浄土-(9:30)千畳敷カール散策-(10:00)-千畳敷駅-しらび平駅-駒ヶ根高原(11:30)
おまけ:安曇野(わさび田)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

木曽駒ケ岳中央道・駒ヶ根ICで降り、駒ヶ根高原のバス発着所に向かう。予想通りバス待ちの客の長蛇の列。約1時間待ちと聞く。

さらに追い討ちをかけたのがロープウェイの待ち時間だ。最初は3時間待ちとのことだったが、時間が経つにつれ4時間待ちの情報。

ようやくバスに乗り、ロープウェイ駅のしらび平に到着。整理券をもらって、あたりをブラブラ。それにしても暇を持て余す。待っている間にも天気がだんだんと悪くなってきており、寒くなってきた。

こんな状況で今日の予定は完璧にくるった。
木曽駒ケ岳12時半過ぎようやく順番が回ってきた。
木曽駒ケ岳ロープウェイに乗っている時間はわずかだが、どんどん高度を上げ、眼下に見える紅葉が見事だ。
木曽駒ケ岳千畳敷に降り立つとカールの紅葉が見事に色づき庭園のようだ。
木曽駒ケ岳宝剣岳が大きくそびえておりカールに迫っている。

しばらく千畳敷カールを散策する。

木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳
木曽駒ケ岳カールからいよいよ乗越浄土まで急登に入る。

つづら折りに一直線に上る感じだ。乗越浄土までは一般の観光客も可能な距離のため、登山道は行き返りの客で混雑気味だ。

乗越浄土に着くと寒くなってきた。

乗越浄土から俯瞰する。

木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳
木曽駒ケ岳時間もあるので右手尾根を伊那前岳方向の勅銘石(ろくめいせき)まで足を延ばす。
勅銘石は、江戸時代に駒ケ岳検分の際に高遠藩郡代坂本天山により岩に碑文を彫られたものといわれている。


ここまで来るとさすがに人気はなく、帰りには雪が舞ってきた。
木曽駒ケ岳宝剣山荘あたりから雨混じりとなり、風も強くなってきたため、カッパをまとう。予定が大幅にくるったため、今日は木曽駒ケ岳登頂はやめることにした。
頂上山荘に着くころにはだいぶ体が冷え込んでしまった。受付を済ませ部屋に入ると、まだ宿泊者は誰もいない様子。
山荘の込み合いは覚悟してきたが拍子抜けである。それでもふとん1枚で二人寝るのを考えるとラッキー。
今夜限りで明日は閉じるとのこと。客は総勢17人ほど。
食事では小屋最後の晩ということでワインのサービスがありました。
8時消灯なので早めにふとんに入る。
外に出てみると、ものすごい強風が吹き付け、小屋前に陣取ったテントが今にも飛ばされそうな感じだ。さぞかし寒かったろう。

ゆったり休むことができた。夕日を期待していたが、雨と強風のため残念。
木曽駒ケ岳 木曽駒ケ岳 翌朝、依然として濃い霧の中、仕方なくザックを小屋にデポして、木曽駒ケ岳を目指す。
雨混じりの強風のなか山頂に着く。
しばらくねばっていたが、依然として霧は晴れそうになく、計画では濃ガ池まで行くつもりでいたが、引き返すことにした。

途中から霧も薄らぎ、一瞬をつき霧が消えると雄大な山容がパァーと広がるようになった。乗越浄土まで来るとほとんど見渡せるようなっている。
そこから千畳敷カールまで一気に下る。
千畳敷カールを散策し帰路につく。

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