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Enjoy my Trekking! 2000年山行日記 - Part 1 -
平成12年4月2日(日) 三 毳 山 (229m 栃木県岩舟町)
晴れ 公園南入口−山頂広場−富士見台−三毳神社−中岳−カタクリ群生地−とちぎ花センター−南入口
以前から特にカタクリで有名な山とは知っていたが、これほど身近にあったとは気がつかなかった。
東北道はよく利用するが、佐野藤岡ICのすぐそばだった。県営みかもやま公園として整備されている。 
 故田中澄江の著書「花の百名山」にもなっており、カタクリがメインである。
 公園の南入口から登ることにする。この辺は桜がもう始まっていた。10分ほど登ると公園内を走っている舗装された道路に出る。七曲り坂といい、つづら折りの道を山頂広場まで続いている。道路両側には桜が植えられ幾分咲き始めている。

 広場から左にコースをとり、富士見台という展望台に着く。ここからの眺めは東は筑波山、北は日光連山、西は赤城山、南は関東平野と360度の展望である。地球の丸さが感じられる。

 富士見台から再び山頂広場に戻り、ここから数分の三毳神社に向かう。ここからが登山道らしくなる。神社を過ぎるとまもなくハンググライダーの基地がある。  
 さらに進めると小高い中岳(登竜ケ岳210m)に着く。ここから先は下りになり、目指すカタクリの群落をまもなく目にすることができる。
 三毳山は、竜ガ岳(229m)が最高点で、三毳の関跡の分岐点をさらに北上することになるが、今回はパスし、カタクリの群落方面に向かう。カタクリは何カ所か群落があり、それはすばらしい。

 まだ芽吹かない雑木林のなかに紅紫色の花がひときわ目立つ。木道上の大混雑のなか写真の順番を待つ。しかし、なかなか思うような撮影の時間もとれないのが残念。一番いい時期にきたかもしれない。カタクリだけを見るのなら、とちぎ花センターのほうからが近くて手頃だろう。しばらくカタクリの可憐な花に見とれて時間を過ごす。
 さらに林間を下るとニリンソウやタチツボスミレが咲いている。
 とちぎ花センターの温室を見学した後、あじさいの路を通り戻る。途中、フラワートレインが前方から走ってくる。ちょうど桜1本が満開のところであわてて写真を1枚撮った。
 約半日のコースであった。

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