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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


鳴虫山

なきむしやま (1104m)
2000(H12)年4月29日(土) 晴れ
栃木県日光市

■行 程:含満ケ淵駐車場 - 独標 - 合峰 - 鳴虫山 - 神ノ主山 - 天王山 - 鳴虫山登山口 - 含満ケ淵駐車場

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

9時頃日光消防署近くの鳴虫山登山口(神ノ主山方面)に到着するが適当な駐車場が見つからない。
あきらめて含満ケ淵近くの登山口から登ることにする。
含満ガ淵駐車場に車を止める。(この辺は市街地でもあり狭い路地があったりで駐車場は近くにはないと思われ、東照宮近辺の駐車場が無難だろう。)

9時50分出発する。
まもなく歩くと日光宇都宮道路の下をくぐり発電所手前分岐点にさしかかる。
ここで、案内の地図が大きく立っている。地図には現在地と表示されているが、本来は分岐を左に入るのだが、地図の見にくさから右に入ってしまった。
このまま発電所を過ぎると、狐山神社のいくつもの鳥居をくぐり鉄塔に着く。ここまでは何の疑問も抱かなかったが、そこからはけもの道に近い。

踏み跡もあるので進む。途中からこんな登山道があるのかなと思いつつも急登する。途中4人の親子連れと行き会うが会話もなく通り過ぎる。(教訓:挨拶だけではなく、何らかの会話をするべき)
さらに進んで行き、林の間から見下ろせる場所から、道路と民家が見えた。これは足尾方面への道路だと確信する。

登山口から50分経過してしまった。(10時40分引き返す)
途中の親子も間違いに気づき引き返したに違いない。帰りはこんな道を登ってきたので、来た道を外れてしまった。しかし、発電所まで近いので焦ることはなかったが、こんな経験は初めてである。持っていた地図と案内地図を確認しなかったことと、市街地に近く安易に考えてしまったのが原因で、今後は地図の確認を肝に銘じる。
気を取り直して、11時10分発電所前の分岐点を再出発する。10分ほどはなだらかでスムーズに進むが、まもなく急登が始まる。

とにかくすごい登りだ。登り一方で息を整える平坦な道がない。やっとの思いで12時10分独標(925m)に到着する。ほぼ標準のコースタイム通りだ。
回りには木々が芽吹き始まったばかりのなかでアカヤシオが映える。お昼にするが、箸を忘れたため枯れ木のお箸でラーメンを食べる。
鳴虫山 13:00出発する。
ここから少しの間は平坦路もあるが、まもなく行くと下りもあればそれ以上の登り返しが待っている。先ほど以上の急登に加えガレ場の中を進む。
この辺から道の両側にカタクリが見えはじめる。群落ではなく一つの花があちこちにあるという感じだ。
途中、200人の団体とすれ違うが、道が狭くしばらく待ったが切れそうにないので声をかけ開けてもらった。
コースタイムからは5分ほど早く合峰(1084m)に着く。休んでいる間地元の方と少し話しをする。鳴虫山には市街から地図には明確に載っていないルートで登ってきたという。
13:55 合峰を出発する。最後の登りだ。登りのつらさは山の高さではないことを実感させられる。
コースタイムからはだいぶ遅れ、14:30ようやく鳴虫山頂上(1103.5m)に到達する。

ここからの眺めは雄大な男体山、大真名子山、子真名子山そして女峰山が雑木の間からよく見える。重いのに持ってきた67カメラで撮り始める。アカヤシオを前景に写真を撮る。天気も快晴ですばらしい。
15:00 頂上を後に日光市街に向け帰路に着く。15:55神ノ主山(842m)に着く。この間のコースは平坦地もあり、それほどきついコースではないように思える。むしろ神主山と登山口間のほうがきついかも知れない。
楽に登りたいなら鳴虫山へは今回のコースとは逆のコースがお勧め。16:30登山口に着く。

車が含満ケ淵にあるので、ここからさらに40分かけて歩く。(17:10駐車場)

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