TOP
 Home     Trekking Menu  

Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


西大巓
西吾妻山

にしだいてん(1982m)/にしあずまやま(2035m)
日本百名山
2000(H12)年8月31日(木) 晴れのち曇り
福島県/山形県

■行 程:早稲沢登山口(7:40)-(8:15)布滝(8:30)-(8:34)3合目-(8:58)4合目(9:10)-(9:26)5合目(9:30)-(9:45)6合目(9:58)-(10:14)7合目-(10:30)8合目(10:40)-(11:05)9合目(11:15)-(11:35)西大巓(12:15)-(13:10)西吾妻山(13:35)-(14:30)西大巓(14:55)-(15:04)9合目-(15:21)8合目(15:25)-(15:35)7合目-(15:46)6合目(15:55)-(16:05)5合目-(16:25)4合目-(16:48)布滝(16:55)-(17:20)早稲沢登山口(17:35)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

西大巓・西吾妻山7時過ぎ桧原湖を左に見ながら車を進めると、桧原湖の北端に位置する早稲沢集落に入る。

早稲沢温泉を少し過ぎ、左に行くと桧原湖の周回することができる。右に折れると西吾妻スカイバレーに入り米沢まで続いている。

登山口へはここを西吾妻スカイバレー方向に進み、すぐに右に折れる。

入り口に案内板が設置してあり、農道から砂利道を過ぎるとまもなく早稲沢登山口に到着。

駐車場は20台ほど駐車可能で立派なトイレも整備されている。
駐車場にあった「熊さん人間に注意」の看板がユニークだ。
西大巓・西吾妻山 平日のせいか誰もいない。天気は快晴だ。
熊さんに会わないようあるだけの鈴をつける。

整備された川沿いの登山道をゆるやかに登っていくと布滝に着く。3段ほどの滝である。

西大巓・西吾妻山 ここまでは一般者も入ってくるようだ。ここから別に遊歩道があり、名水百貫清水やデコ平へのルートが分岐している。
西大巓・西吾妻山 ここから本格的な登山道になる。あまり踏まれていない頼りない登山道だが、すぐに急登となる。ブナの原生林の森となっている。

まもなく行くと3合目の看板がある。このルートは1合ごとに看板があり、どのくらいの高さか目安になる。

4合を過ぎると川を渡るが、増水のときは簡単には渡渉は難しいだろう。登山道は深い森のなか、大きな岩や倒木にさえぎられながら、歩きにくいし疲れる。
西大巓・西吾妻山 6合目あたりから携帯電話が使えるが、林間のため眺望はない。

8合目あたりで標高1700mぐらいだ。まだ、あと200mかせがなければならないが、眺望がないため何合目かの看板を頼りにする。
西大巓・西吾妻山 結局、西大巓の頂上まで眺望はなかった。

最初からほとんど登り一方で地図のコースタイムからはだいぶ遅れ、早稲沢から休憩も含めちょうど4時間かかった。地図では2時間25分とある。始めてのコースはかなり余裕をもった計画にしないといけない。

西大巓には5~6組のパーティーが白布温泉口などから登って来ただけであった。
頂上は山頂の表示板など標識らしいものがなくて、二等三角点があるのみ。岩場で小広く平らになっている。
頂上は360度の眺望で抜群にいい。ただ、天気が不安定で晴れたと思ったら雲が湧いたりなどめまぐるしい。
目の前に磐梯山がそびえており全体は見えなかったが、山頂部だけ見せていた。朝日連峰、飯豊連峰もかすかに見えている。
西大巓・西吾妻山
すでにお昼をまわっており、疲れと時間の関係で西吾妻山へはどうするか迷ったが、結局向かうことにした。
西大巓から一旦120mほど下降して登り返すが、距離にして1.5kmぐらい。
西大巓・西吾妻山 西吾妻山への鞍部まで下るとお花畑と水場がある。花はもう遅くて多くは咲いていなかったが、オヤマリンドウ、ツリガネニンジン、タテヤマリンドウなどの紫色があざやかだった。
西大巓・西吾妻山
西大巓・西吾妻山 鞍部から今度は登り返すと木道が整備された湿地帯に入る。

ここに西吾妻小屋(無人)がある。

小屋からほんのわずかで西吾妻山頂に到達する。山頂はコメツガの林間で眺望がない。ちょっとがっかりした。


それでも少し歩くと先ほどの西大巓方向が開けているところがある。
西大巓・西吾妻山 ここから今来た道をピストンになる。西大巓までの登り返しは疲れも重なりきつかった。



西大巓にはもう誰もおらず、ガスも出てきた。

休憩の後、2時55分山頂を出発する。岩の登山道で疲れが一層増していやになる。

布滝にはここに一人絵を描いていた人がいた。今日唯一、この登山道で出会った人であった。
登山口には午後5時20分に帰着。

HOME | 日記MENU | 山名一覧表
Copyright ©-Tak@se Web Echo-. All rights reserved.