[塩那道路(塩那スカイライン)]
塩那スカイラインは、塩原温泉と那須町板室温泉を結ぶ約51kmの観光道路で、昭和39年から着工され、昭和46年にパイロット道路(暫定的な道路)が完成。その後本格的な道路建設に取りかかったが、オイルショック等により県の財政悪化などで、昭和50年に全面的に工事中止となる。
昭和57年に今後の整備方針が策定され、中間部36kmの建設を凍結するに至り、その後の見直しにより建設するにしても133億円の工事費、年間1.3億円の維持費がかかり観光面からも整備効果が期待できない等の理由により平成16年に建設断念を決定し、パイロット道路で失われた植生を回復する対策を施すことに方針転換した。
この植生回復に要する費用は約20億円が見込まれている。これまでの工事費は100億円を有に越え、さらに凍結期間においても年間3~4千万円の維持費がかかっている。
現在、この道路は車両はもちろん歩行まで規制されており、固くゲートで閉ざされているが、なかにはマウンテンバイク、登山、山菜採りなどでこれを乗り越えて行く者もいるようである。このルートで男鹿山塊に至るまでには半分行っても25kmととても日帰りとはいかないが、山ヤにとってはせめて登山用ぐらいには解放してもらいたい気持ちはあるが、あの自然破壊された道路は見るに耐えないし、ガケ崩れのリスクは高いため全部自己責任でとまでは言えないのだろう。
この道路に最近人や動物を感知して自動で写真を撮る装置が取り付けられている。
塩那スカイラインは、塩原温泉と那須町板室温泉を結ぶ約51kmの観光道路で、昭和39年から着工され、昭和46年にパイロット道路(暫定的な道路)が完成。その後本格的な道路建設に取りかかったが、オイルショック等により県の財政悪化などで、昭和50年に全面的に工事中止となる。
昭和57年に今後の整備方針が策定され、中間部36kmの建設を凍結するに至り、その後の見直しにより建設するにしても133億円の工事費、年間1.3億円の維持費がかかり観光面からも整備効果が期待できない等の理由により平成16年に建設断念を決定し、パイロット道路で失われた植生を回復する対策を施すことに方針転換した。
この植生回復に要する費用は約20億円が見込まれている。これまでの工事費は100億円を有に越え、さらに凍結期間においても年間3~4千万円の維持費がかかっている。
現在、この道路は車両はもちろん歩行まで規制されており、固くゲートで閉ざされているが、なかにはマウンテンバイク、登山、山菜採りなどでこれを乗り越えて行く者もいるようである。このルートで男鹿山塊に至るまでには半分行っても25kmととても日帰りとはいかないが、山ヤにとってはせめて登山用ぐらいには解放してもらいたい気持ちはあるが、あの自然破壊された道路は見るに耐えないし、ガケ崩れのリスクは高いため全部自己責任でとまでは言えないのだろう。
この道路に最近人や動物を感知して自動で写真を撮る装置が取り付けられている。