日光市西小来川地区の高畑が3つある登山口のひとつ。
県道277号小来川-清滝線の「そば処山家」が登山口入口となる。
車なら「そば処山家」脇を通り過ぎて、林道(途中から砂利道)を行くと、数台が止まれる駐車場がある。(写真中央部の直線道路を進む。)
「そば処山家」の脇を通り過ぎると砂利道となるが、5分ほどで登山口まで入ることができる。
登山口手前には休憩舎がある。
林を抜けてくると右手に朝日岳に連なる山稜が大きく迫ってくる。時折強風に雪煙が舞い上がる。
この山域には鹿よけのネットが張ってある。
歩道には登山口とその先の2ヶ所にネットの扉があり、ここを開けて進む。
展望歩道をジグザグに登ってくると、杉林から雑木林に変わり、急登となる。
道はジグザグに登るが、落ち葉が溜まって斜面のため以外と歩きづらい。
うっかりして足を踏み外すと落ち葉が滑り、体勢を崩す。
スギやヒノキの林を尾根に沿って所々急登していくと、「ねこ岩」に到着する。大きな岩と2つの祠、ご神木みたいなスギの木がある。
「ねこ岩」の裏に回ってみると岩の間に木が。
再び鬱蒼としたヒノキ林に入り、「山神」様の祠に差し掛かる。細い尾根だがそれほどの危険は感じられない。意外と急登が繰り返しある。
かなりの急登を登りつめるとT字路の分岐となる。
ここは山頂へ続く主尾根となり、山頂へは左に行く。右手へは新谷登山口方向となる。
さらに急登を経て山頂に達する。木々の合間からしかでない眺望は利かない。
この先鳴虫山まで通じているとのことだが長丁場となる。
木々の合間から男体山、女峰山が望める。
数少ない眺望ではあるが、山里らしい風景がとてもよい。
左手には鶏鳴山が望める。