八溝山は栃木、福島、茨城にまたがり、突出した山はないが雄大でなだらかに広がりをみせている。
八溝材の産地で優良なスギ、ヒノキが植林されている。
八溝材の産地で優良なスギ、ヒノキが植林されている。
国道沿いに登山口の案内があるが、見落としてしまうほど小さい。
案内には「茶臼山ハイキングコース」と表記されている。
湧水群は5つあり、日本名水百選に選ばれている。
湧水群の解説が掲げられている。(原文)
案内には「茶臼山ハイキングコース」と表記されている。
湧水群は5つあり、日本名水百選に選ばれている。
湧水群の解説が掲げられている。(原文)
霊峰八溝山は、茨城県久慈郡大子町の北端に位置し、茨城、栃木、福島の三県にまたがり、標高1022mで、県内最高峰である。
八溝山中の湧水群は、古来「三水」とも「五水」とも呼ばれ、「五水」とは、「金性水(きんしょうすい)」、「鉄水(てっすい)」、「龍毛水(りゅうもうすい)」、「白毛水(はくもうすい)」、「銀性水(ぎんしょうすい)」をいい、いずれも徳川光圀が命名し、光圀公は、特に「金性水」を賞美したと伝えられている。
湧水群の水は、集まって沢となり、久慈川の支流である八溝川の源流となる。沢には日本特有のムカシトンボの幼虫が生息し、その成虫の数は北関東一であると言われている。
また沢の清冽な水を利用して、八溝わさびの栽培が行われている。
この「五水」は、昭和60年環境庁の「日本名水百選」に選ばれました。
-大子町-