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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


鬼が面山

おにがつらやま (1465m)
2009(H21)年8月8日(土) 雨のち曇り
新潟県魚沼市/福島県只見町

■行 程:六十里登山口 -- 六十里峠 -- マイクロウェーブ反射板 -- 南岳 -- 鬼が面山  (ピストン)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

鬼が面山 国道252号線を只見町から新潟方向に向かい、六十里越トンネルを抜けたすぐ左側に大きな駐車場がある。
ここはちょうど福島県と新潟県の県境にあたる。
空はどんよりと雨模様。身支度をしている最中に降り出し、カッパを着る。

小雨結構(決行)?
鬼が面山 登山口はここから新潟方向に100mほど歩いた国道右側にある。(県境の標識から推測すると新潟側が登山口と思われる)
鬼が面山 いきなり、荒れた登山道を急登するが、まもなく道は平坦ないしゆるやかな登りに変わりトンネルに沿って歩くような感じで進む。
鬼が面山 途中に鉄塔巡視道の分岐2ヶ所があるが、2つ目の分岐を曲がるのか迷ったが、ダメ元で直進する。
やがて、浅草岳方向の道標があり、それに従い左に折れる。この辺が六十里峠と思われる。
鬼が面山 道は九十九折に急坂になってきて、汗が吹き出す。

送電線の鉄塔を過ぎる。
鬼が面山 再びブナなどが生い茂る見通しのきかない急坂を登っていく。
鬼が面山 やがて明るい平地に着く。

大きな電波反射板が2基設置されている。電源開発㈱のもので、かつてはパラボラアンテナだったようだが、今はそれに変えて電波反射板でマイクロ回線の中継的な役割を果たしている。電気を使わないので経済的かも。

雨は強くはないが断続的に降り続き、ガスで煙って視界は利かない。
鬼が面山 道は鉄塔巡視のためか自動車が通れるような広い道を進む。
鬼が面山 やがて右に分岐し、林間に入っていく。ここを真っ直ぐ行くと大白川の集落へと続いている。
ちょうどこの真下がJR只見線の六十里越トンネルとなっている。
鬼が面山 しばらく高度を上げると南岳近くになると右手側が開けてくる。
鬼が面山 南岳(1390m)に到着する。
遮るものがないピークで本来は絶景を楽しめるところと思われるが、ガスのなか。
鬼が面山 この辺から先は、尾根道が狭くなり、右手側は深く切れ落ちており要注意だ。

しかし、お花畑の感じでたくさんの花に巡り合えた。
鬼が面山 鬼が面山かと思わせるいくつかの小ピークにだまされる。
鬼が面山 鬼が面山に達する。
さほど広くはない。
まだ小雨が降っておりガスで辺りは真っ白。天気が良ければ絶景を見ることができたのにと思いつつ、今日はここまででUターン。

戻りながら花の写真を撮っている最中、デジ一眼がトラブル。どうも雨がいたずらをしたようで、やむを得ず予備に持ってきたコンデジに交代する。
鬼が面山 南岳まで戻ってきたところ、にわかに空が明るくなってきた。風も吹きはじめガスが勢いよく流れていく。
淡い日が差してブロッケン現象の条件は整った感じだが残念ながら淡い期待に終わった。
新潟方向の山並みが遠く望めるようになり、青空も少し出てきた。
鬼が面山 電波反射板がはるか遠くに望め(写真右手上部)、登ってきた山容が確認できる。
鬼が面山 しかし、なかなか絶壁下の只見沢や浅草岳へのルートである只見尾根は、なかなか顔を出さないが、一瞬ではあったがその威容を感ずることができた。
鬼が面山 浅草岳の頂と思われる山並みが遠くに見ることができた。

晴れていれば南岳からは360度の絶景が楽しめることがわかった。しかし、鬼が面山周辺の非対称で巨大な岩壁の全容を確認するまでには至らなかったのが心残りだが、さらにその先まで足を延ばし、北岳、浅草岳方向へのルート上からもその絶景を楽しみたいと思う。
出会った花々



































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