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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


一切経山

いっさいきょうざん (1949m)
日本百名山 花の百名山

2013(H25)年6月30日(日) 晴れ
福島県福島市/猪苗代町

■行 程:浄土平登山口(駐車場)-姥が原・酸ヶ平分岐-酸ヶ平湿原-鎌沼分岐-酸ヶ平避難小屋-一切経山山頂-鎌沼分岐-鎌沼-姥ヶ原-浄土平駐車場

■一切経山ルートマップ:【ルート確認用】 【拡大表示・印刷用】

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

一切経山一切経山は、吾妻連峰を構成する山のひとつで、現在も火山活動を続けている。

登山口は磐梯吾妻スカイラインの最高点(1600m)である浄土平。
浄土平駐車場は、通常は有料(普通車410円)だが、東日本大震災・福島第一原発事故による風評被害対策と観光復興のため現在無料となっている。
ここには天文台も設置されている。

二度目の一切経山だが、一度目は秋の紅葉が目当てに登ったのに猛吹雪に遭いやっとの思いで頂上に立ったが、今回は快晴に恵まれおだやかな日となった。
一切経山遊歩道が敷設されている浄土平湿原が出発点となる。

一路、酸ヶ平湿原を目指す。
一切経山木道の両脇にはマルバシモツケの白くこんもりとした花が密生して爽やかだ。(浄土平湿原)

 
一切経山こんなほほえましい姿も見られた。
一切経山道は登りに入り、ハクサンチドリが咲いていた。
一切経山窪みにはまだ雪渓が残っている。
一切経山労せずに酸ヶ平湿原に入ってくる。
道は木道になり、前方には前大巓(まえだいてん)のピークが見える。
一切経山ここには分岐があり、直進すると鎌沼方向、右折して避難小屋・一切経山方向となる。
 
一切経山このコースで急登といえば避難小屋を過ぎてから20分ほどで、全体的にはなだらかなコースといってもよい。

次第に高度を上げると、湿原と鎌沼が望める。
一切経山登山道左下には雪渓が残っている。
一切経山右手下には吾妻小富士が望める。
一切経山なだらかに上りながら進む。
一切経山この日は天気もまあまあで、登山者は頂上よりもここから少し行った五色沼がお目当てのよう。

一切経山「魔女の瞳」とか「吾妻の瞳」と称される。

それゆえ、コバルトブルーの色が陽が射す具合で微妙に変化する様子は、見ていても飽きないのでしばらく時間を費やす。
一切経山頂上をあとにして、酸ヶ平湿原に戻り鎌沼に向かう。

子ガモが親ガモを追って泳いでいるのが何ともかわいい。
一切経山鎌沼の沼畔にはコバイケイソウが群生し、ちょうど花の最盛期。
木道の両脇に咲き誇りたいへんきれいだ。

コバイケイソウの開花は、当たり年、はずれ年があり、4~5年の周期があるとのこと。  
一切経山沼畔にはワタスゲも。(鎌沼~姥が原)
一切経山雲の切れ目から陽が差し込み山肌をなめていく。(鎌沼~姥が原)
 
一切経山ミネザクラも今頃開花している。(鎌沼~姥が原)  
一切経山チングルマの果穂が風になびいている。(鎌沼~姥が原)
一切経山ミツバオウレン。(姥が原~浄土平登山道)  
一切経山ミネカエデの花。(姥が原~浄土平登山道)  
一切経山イソツツジ。(浄土平湿原)  
一切経山高さは大きいものでも1mほどで数10センチのものが多い。
中心となる幹から10本以上の花枝を出し小さな純白の花を咲かせる。これら花の集まりがひとつの丸い形状を作る。

あちらこちらに群生して大変きれいだ。(浄土平湿原)  
■一切経山スライドショー
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