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Tak@se Web Echo

~ 山歩きの記録と山岳写真集 ~


釈迦ヶ岳


(高原山)

しゃかがたけ  (1795m)

日本三百名山・栃木百名山
2022(R4)年9月12日(月)
晴れ時々曇り
栃木県日光市・塩谷町

■行 程:守子神社登山口 - 前山 - 釈迦ヶ岳 - 中岳 - 西平岳 - 西平岳登山口 -《釈迦ケ岳林道》- 林道終点(前山登山口)- 守子コース分岐 - 守子神社登山口

釈迦ヶ岳ルートマップ(広域)

釈迦ヶ岳ルートマップ(要所拡大)

サムネイル画像解説: ※サムネイル画像に赤枠のあるものはポップアップ拡大できます。解除は×または写真枠外をクリック。

高原山(たかはらやま/たかはらさん)は総称であって山そのものは存在しないが、我々麓の人間としては昔から”高原”と呼んでいたので違和感はない。
矢板市街地から見て西側から順に西平岳、中岳、釈迦ヶ岳、鶏頂山、剣ヶ峰、大入道、明神岳、前黒山、富士山などが構成する山となっている。高原山は成層火山で、火山活動は収束しているが塩原温泉にほど近い富士山(新湯富士)近辺で噴気が見られる。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る






仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る
県営土上平放牧場方面に向かって車を進めると、「バリアフリー鉄道農園「風だより」~カフェ&キャンプ場~」を右手に見てすぐ裏手のT字路を右折し林道に入る。林道は舗装道路ではあるが、道の両側から草木が茂り道路を狭くしているので、車に傷をつけないようゆっくりと走ったほうがベター。林道を800mほど走ると黒沢の橋の先にT字路(見落とさないように!)があるので、そこを左折しほぼ800m進んだところが登山口(守子神社登山口)となる。駐車場は登山口対面に5~6台置ける。
登山口の表示は、「釈迦ヶ岳登山口」となっているが、ここでは「守子神社登山口」としている。小さな導標には、釈迦ヶ岳3.5時間、守子神社30分と表示されている。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る登山口からしばらく雑木林とヒノキ林の境目を歩く。
道は緩やかに上っている。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る新装なった守子神社鳥居を通過。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る登山道はさらに斜度を上げてきた。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る急登ではないが、やや勾配が強くなってきた。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る前山(1435m)への頑張りどころ。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る前山山頂100mほど手前に分岐がある。
ここを下ると先ほどの分岐から進んだ地点(釈迦ヶ岳林道終点)に出られる。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る林を抜けて若いダケカンバ帯に入ると辺りが開けてきた。


仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡るササの背も高くなり、傾斜も一段ときつくなってきた。
この辺が一番の頑張りどころだろう。
まもなく中岳方面から道と合流する。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る左手には帰りに通る中岳、西平岳が見えている。

まもなく中岳からの道と合流する。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る山頂の鳥居が見えてきた。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る釈迦ケ岳山頂(1795m)に到着。
頂上にはこれまで釈迦如来像のみだったが、高原山神社御鎮座1300年(令和6年5月)の記念事業として、新たに奥宮、鳥居や御神像が奉納された。
大間々(八方ヶ原)から入られた2名の方が休んでおられた。今日は数少ない登山者だろう。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る雲がもくもくと湧いており、周りの山並みは期待外れだったが、唯一、日光方面が少し開いているだけ。男体山、女峰山、太郎山などが望めた。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る山頂をあとに中岳、西平岳を経由し、釈迦ヶ岳林道を歩き、林道終点から守子神社登山口まで歩く予定。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る中岳は、岩と樹木が混在したガケになっており、道も狭く足の置き方など慎重さが求められる。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る火山特有の赤土がこの区域だけに広がる。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る西平岳(標識は西平山)を通過する。
この山頂は周囲の状況から感覚的にピーク感がある。
しかし、この先200mほどにもう一つ西平岳山頂の標識がある。こちらは明らかにピーク感がないが...?
この2つの標識はかなり前からある。仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る
標識は個人あるいはグループ・山岳会などが建てたものと想定されるが、なんともしっくりこない。何とか統一の方向性はないものだろうか?
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る「西平山」標識近くの登山道から少し外れた林の中に鎮座する仏像。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る西平岳を過ぎると登山道は一気に高度を下げる。

1500m地点にある野仏。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る急坂の連続に嫌気がさす。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る西平岳登山口に到着。     
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る西平岳登山口のほんの僅か先に、見るに堪えない光景が広がる。(登山口~黒沢橋)
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る だいぶ前に崩落したようだが、手つかずの状態だ。
以前は車がすいすい走れたのだが・・・。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る左上方を注意しながら黒沢橋を渡ると、その先の林道も崩壊状態だった。
道路真ん中付近がえぐれており、その距離も長く300~400mぐらいか。
崩壊地の最終地点(林道終点手前)では道路の大部分が深く崩壊し、右側斜面(黒沢)に落ち込んでいる。

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る釈迦ヶ岳林道終点

左手方向:前山方面へ
直進方向:守子神社方面へ

仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る最初にある沢(涸沢?)を渡る。
この沢は地理院地図には載っていないほどの小さな沢。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る踏み跡は薄く分かりづらい。
ピンクテープは古いのが多く色落ちしているものもあります。
見えないときは立ち止まって確認を。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る二つ目の沢を渡る。先ほどよりも大きな沢。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る朝、通過した守子神社コースと合流する。
ここを右に曲がり、出発した登山口方面へ。
仲秋の釈迦ケ岳・中岳・西平岳を巡る出発地の守子神社登山口に到着。

今日はこの登山口を含め、塩谷町側からの入山者は他にいなかったようだ。